現役モデルが教える日焼け止めクリームの使い方

7月15日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、パーソナリティの加藤里奈が日焼け止めについて語りました。日焼け止めクリームの選び方から落し方まで、現役モデルならではの使用法を伝授します。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くじわじわくる紫外線A
まずは紫外線を知ることから。紫外線には紫外線A波(UVA)、B波(UVB)、C波(UVC)があるそうです。
「UVCはオゾン層で吸収されて地上に届かないので無視してOK。UVAとUVBに気を付けなければいけない」と言う加藤。
UVAは肌の奥に到達してじわじわと影響して、シミ、皺、たるみ、くすみの原因となる紫外線。
曇を通り抜けて地上に届き、ガラスも通り抜けてしまうそうです。UVBの20倍以上の量が地上に届いているんだとか。
病気を起こす紫外線B
UVBは皮膚の病気やシミ、そばかすの原因になる紫外線。メラノサイトを活性化させてメラニンを増やすそうです。
肌が真っ赤に焼けて水膨れになったり赤く炎症を起こさせることも。また、DNAを傷つけることもあるんだとか。
加藤「まあ男だからいいや、と言うわけにはいかないのがこのUVB。皮膚の病気もあるのでかなり気を付けなきゃいけない」
クリームの選び方
UVA対策の日焼け止めを選ぶにはPA+という表示で選ぶといいそうです。
PA+~PA++++まで4段階の指標があります。
「すぐ地下鉄に乗って室内に行くわ、なんて時は+は1個でOKです。ちょっと外にいるけど長時間ではない時は++か+++。長時間、1日外にいる時は++++を使ってください」
UVBに対する指標はSPF。SPF1~50の数字で表されます。50以上はSPF50+。
20分が基準になっており、SPF30は20×30で600分。10時間肌を守ってくれます。
SPF50は20×50で1,000分。約16時間効果あり。
汗で取れるので塗り直しは必要だそうです。
塗ってる感抜群
加藤は今年買った10個と、去年の残り1個を持って来て具体的に使い方を解説していきました。
加藤「ミルク、ローション、クリームなどと書いてあるものは塗った時に割としっとりして、白っぽくなります。時間が経つと透明になるので大丈夫なんですけど、塗ってる感がある」
塗っている時に白くなるので塗り忘れが防止できることがメリットだそうです。
加藤「ぺっとりしている塗ってる感があるので、男性は嫌いかも。ちょっと重たさを感じる。最近はあまり重たくないものも出ています」
赤ちゃんも使える
クリームの中で赤ちゃんにもオススメできるのがママベビーという会社の「ノンケミカル UVミルク」という商品。肌に優しく、男女問わず敏感肌の人はこれを選ぶといいそうです。
クリームの中にも「トーンアップ仕上げ」とか「美容クリーム」と書いてある化粧下地を兼ねているものがあるそうです。
加藤「しかも紫とかピンクになっていて肌のトーンが上がるようになっているので、化粧品として使う方にはオススメです」
塗ったらサラサラ
加藤「続いてはジェル。ニベアの物を使っているんですがもうサラッサラ。塗ったらスーってするぐらいサラサラ。つけてる感が嫌な方はジェルがオススメ」
ただ塗った場所が分からなくなるので要注意。
ミストタイプの日焼け止めもあるそうです。
加藤「これは全体に塗るのは難しいんだけど、シューッと伸ばすスタイルなので軽やかにつけることができます」
手を汚さなくていい
外でも使いやすいのがスプレーとパウダー。スプレーは顔、髪の日焼けを防止。
加藤「髪の毛や頭皮ってすごく焼けてるんですよ。スプレーは手につけなくても良くて、髪も全部守ってくれるからオススメです」
パウダーも髪と顔に使えるそうです。
加藤「化粧直しみたいにポンポンとやるので、ちょっと粉っぽくて寄ちゃったりすることもありますが、うまく使えば化粧の上からできます」
スプレーとパウダーの利点は手を汚さなくてよく、途中での塗り替えができるところなんだとか。
落とすときはどうする?
顔、耳の後ろ、首、肩、肩の裏、腕、手の甲、と日焼け対策で塗ったつもりでも1ヵ所盲点が。そんな時に使うのが去年の残り物。
加藤「ビーサン焼けみたいなことが起こるので足にも塗って欲しんです。足は別に古いのでもOK。残っているのがあったら足用にしてください」
最後に日焼け止めクリームを落とす方法を伝授しました。
加藤「化粧落としで使うオイルは、化粧も落ちるけど日焼け止めも落ちやすいんです」
加藤は、手洗いの石鹸の隣に、ポンプ式のオイルを置いているそうです。安いものやヘアオイルでOKだそうです。
加藤「オイルを流してから、もう1回手を石鹸で洗うと、キシキシ感がなくなるのでオススメです」
(尾関)
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