松坂屋の敏腕バイヤーに密着! 「スイーツのために1000㎞移動」 北海道物産展のためにブランド開発まで行うキーマンとは
爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は、名古屋のタカシマヤ、松坂屋「2大北海道物産展」特集!成功のカギを握るバイヤーに密着しました。
北海道でも売っていない限定スイーツがいち早く

栄の古豪百貨店・松坂屋の北海道物産展は毎年、大行列!他の北海道展にはない松坂屋の最大の強みは、北海道より先に全国でいち早く食べられる商品がたくさんあること。
2025年は、「白い恋人」でおなじみの「石屋製菓」の新ブランド「アグリーツ」が催事店舗として全国初出店。第1弾商品「おさつマロ」が、北海道に先駆けて名古屋の松坂屋で全国初登場しました。
おさつマロは、サツマイモあんにマシュマロを組み合わせた今までにないスイーツ。初日は2時間で350個が完売しました。
石屋製菓の高橋さんによると、新ブランドのアグリーツは「松坂屋の本田バイヤーと石屋がタッグを組んで生まれた」のだとか。
ブランド開発まで行う松坂屋「北海道物産展」のキーマンは、バイヤー歴22年の本田大助さん56歳。全国で唯一の北海道駐在バイヤーです。生まれは関西ですが、札幌に移住したのだとか。
本田さんの真骨頂はバイヤーの域を超えた商品の開発力。これまで関わった新商品は、なんと300以上!
「下國伸(しもくにのぶ)フードラボ」の下國(しもくに)シェフによると、おいしいバターをのせた「じゃがバター」を出そうと思っていたところ、本田さんが「おいしいバターがあるなら、バターサンドを作った方がいい」と提案し、大ヒット商品が生まれたのだとか。
スイーツのために総移動距離1000㎞!

番組は、2026年4月29日から始まる「初夏の大北海道物産展」の新商品開発に取り組む本田さんに密着。北海道3日間、総移動距離約1000㎞に同行し、新しい名古屋限定スイーツが生まれるまでを追いかけました。
移動はいつもレンタカー。最初に向かったのは、札幌の石屋製菓です。本社の隣にある「白い恋人パーク」もオススメとのこと。人気メニュー「飲む白い恋人ブラック」は、松坂屋の北海道展にパーク以外では初登場します。
今回本田さんがお願いしていた新作の一つが、アグリーツのチーズを使ったスイーツ。工場で試作品をチェックします。
北海道で栽培されるブランドサツマイモ「由栗(ゆっくり)いも」のあんが入った生地の上に、北海道産の生乳で作ったゴーダチーズをのせ、香ばしく焼き上げていきます。本田さんは、新商品開発のため、由栗いもの生産者を自ら訪れ、商談をしたそうです。
本田さんが一目ぼれした由栗いものスイーツの名は「さつマージュ」。香りを楽しんでから一口。「ガレットが柔らかくモチッとしている。カリッとしたチーズの風味とのアクセントがいい。焼いているから余計、いもの風味がいいです」と大絶賛。新たなスイーツの誕生です。
「新しいチーズスイーツを作りたい!」

本田さんによると、今回の北海道展のテーマは「チーズ」。「新しいチーズスイーツを作りたい!」と意気込みます。
向かったのは札幌を代表するチョコレートショップ「ショコラティエマサール」。世界中から厳選したカカオと北海道の乳製品を使った高級ショコラ専門店です。今回の目玉「ネオチーズケーキ」をお願いしているのだとか。
パティシエの水川さんが作った、ネオチーズケーキの試作品は、クリームチーズ、レアチーズ、北海道産あずきを使用。粒あんの中にはチョコレートが入っているとのこと。
試食して、古谷代表も交えて意見交換。本田さんは「おいしい!あえて言うなら、もうちょっとレアチーズをチーズらしくしても。でも、そうすると良さが薄まるかな?」と感想を伝えます。的確に改善点を指摘し、新商品がブラッシュアップされていきます。
嵐も食べた人気店の新作チーズケーキ

翌日は、嵐のメンバーが北海道コンサートの際に食べたという札幌の人気パティスリー「ブリス ブリス」へ。こちらにもネオチーズケーキの制作を依頼しているのだとか。
中本代表が作るネオチーズケーキは、北海道産クリームチーズを使用。ブリュレ風に焼くとのこと。こだわりのクリームは、自家製の濃厚カスタードに根室産の生クリームを合わせ、ふんわりと滑らかな舌触りに。粉砂糖をかけてキャラメリゼ。物産展当日も、目の前でキャラメリゼを見せてくれるそうです。
中本代表によると「下のスポンジは、スフレチーズケーキのように焼いている。この形で焼くこと自体難しい。スフレの食感を残しつつ」とのこと。
「冷えた状態でも伸びるチーズケーキ」という「とろけるブリュレチーズケーキ」を本田さんが試食。中本代表によると「本田さんは味に正直なので顔に出やすい」とのこと。結果は満面の笑顔!「めっちゃウマいで!」と関西弁が飛び出しました。
バイヤーは「縁をつむぐ」

翌日、向かったのは、札幌から車で2時間半の旭川。北海道で知らない人はいないというシュークリームの名店「老舗菓子店 梅屋」を訪れました。
出てきたのは、長さ22㎝の「グランエクレア」。しかし、これは2025年の松坂屋上野店店での北海道展で販売済みです。
今回、お店が用意したのは、生クリームにイチゴとチーズのクリームが入った春らしいエクレア。本田さんは真剣な顔で試食し、クリームだけでも味わいます。
しかし、味に納得がいかず、他の組み合わせも模索。「チョコとチーズの相性がいい。生クリームがチョコと比べると、あっさりしている。イチゴじゃなく、チョコにしましょう」と全くの別バージョンを提案。自らが納得できないものは出品しないのが本田さんの流儀です。
名古屋の北海道展では「グランエクレア(チョコ×チーズ)」が登場することに決まりました。
本田さんは「北海道物産展のバイヤーとは、縁をつむぐこと。北海道は、広い大地にいろんな良いものを作る生産者がたくさんいる。そこと消費者、生産者と商品の作り手、いろんな縁を結ぶことで、多くの人に喜んでもらえる」と思いを語りました。
CBCテレビ『デララバ』2026年3月4日放送より
番組紹介
東海地方の皆が知っているつもりである「ド定番」のスポット・話題・人などの知られざるポイントを太田光が独自の目線で徹底深掘り!深い情報を知り尽くしたマニアたちと共に知られざる魅力と驚きの事実を徹底取材で掘り起こしていく地元が大好きになる1時間!毎週水曜午後7:00~放送。





