国宝と階段がいっぱい。きついけど行きたい奈良県・室生寺の魅力
毎週木曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、仏像巡りが趣味の佐藤楠大アナウンサーが、奈良県にある八カ所のお寺、八体の十一面観音を巡る旅をレポートしています。4月23日の放送では、この「八十八面観音巡礼シリーズ」22カ所目として、宇陀市の室生寺を紹介しました。
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佐藤「室生寺は自然と調和したお寺で、お寺に行くまでの山間の道からわくわくします」
室生寺は、奈良県と三重県の県境付近もあり奈良県宇陀市にあります。
名古屋から車で2時間ぐらいで、公共交通機関では近鉄「室生口大野駅」が最寄りですが、そこから奈良交通のバスで「室生寺」下車。室生寺までは歩いて5分。
かなり山の中なので、佐藤は車で行くのを勧めます。
近くに大型の有料駐車場があるそうです。室生寺への行く途中には室生紅葉公園があり、秋には紅葉も楽しめそうとのこと。
佐藤「私はバイクで室生川沿いをうねうね走りました。急に両サイドの山が開けて、宿泊所やお土産どころがパッと見えて来ました。お寺周辺がひとつの街になっていたんです」
国宝ラッシュ
室生寺の創建は8世紀後半と非常に古く、別名、女人高野と呼ばれているそうです。高野山は男性しか入れない女人禁制でした。
それに対して女性の立ち入りを許していたお寺を「女人高野」と呼んだとか。
室生寺の敷地はとても広いそう。入り口から奥の院と言う奥の建物までじっくり見ながら往復すると1時間半ぐらいかかるとのこと。
門前町から室生川を渡り、室生寺へ。仁王門をくぐって鎧坂の階段を上って、緑の山の中を進んで見えてくるのが金堂。
佐藤「金堂も国宝で中にいる釈迦如来立像も国宝なんです。さらにその奥に建つ本堂も五重塔も国宝。国宝ラッシュなんです。本当は一個一個語りたいんです」
覚悟が必要
五重塔は高さおよそ16メートル。屋外に立つ五重塔では日本最小だそうです。
佐藤「小ぶりな五重塔は山の緑に囲まれていて、自然と調和した雰囲気が素敵でした」
五重塔の先にある700段の階段を上ると奥の院。
佐藤「私は25歳ですが、ゼエゼエハアハア言いながら登ったので、もし奥まで行きたい方は覚悟をして登ってください」
登る方は無理せずマイペースでどうぞ。
すぐに見られる
佐藤「お目当ての十一面観音はありがたいことに、入り口、お金を払ってすぐのところにある寶物(ほうもつ)殿にいます」
寶物殿は2020年に完成した新しい建物。ここには国宝の釈迦如来坐像や十一面観音菩薩立像などが安置されているそうです。
十一面観音は身体はがっしりですが、顔は女性らしいふっくらとした顔立ち。紅色のおちょぼ口で、切れ長な目で、優しい表情をしているとか。
佐藤「十一面観音巡礼タイムアタックしたい方は、入り口で入館料と宝物殿の拝観料、トータル1000円を払っていただければすぐ見られます」
室生寺は歴史も古く、国宝も数多くあるお寺。タイムアタックせずにのんびり回った方がよさそうです。
(尾関)
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