なぜベンチは動かない?中日OB・中村武志が捕手目線で苦言
開幕以来記録的に低飛行の中日ドラゴンズ。4月20日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、元中日ドラゴンズ捕手の中村武志さんと加藤里奈がドラゴンズが今すべきことについて語ります。
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中村「残りゲームは124試合」
心なしか陰のある叫びから始まりました。
先週したドラゴンズの勝敗予想は1勝4敗で中村さん大正解。当たっても喜べません。
中村「いま予想はやらない方がいいかもわからない」
加藤「この展開で行くともやもやしますよね」
中村「天気で言うと、ずっと曇りですね」
大雨のような諦めのいい負け試合ではなく、重い雰囲気の試合が続いているという中村さん。
優勝の可能性あり
ドラゴンズは20日の時点で4勝15敗。借金11。5位広島東洋カープと3ゲーム差で最下位。
加藤が調べてみると、優勝した1988年の4月の成績は5勝11敗だったそうです。
3月に4敗しているので、現状は4勝11敗で、1988年の成績と同じペース。
加藤「1988年はここから5月にめっちゃ追い上げて、優勝まで行ったので、まだ希望は捨てなくて良いですか?」
「希望は捨てない」と言い切るのではなく、やはり弱気なのか疑問形になる加藤。
中村「88年って我々の年ですよね。そんなに負けてると思って野球したことがなかった」
88年の序盤、そんなに負けているという記憶もなかったそうです。
当時はクライマックスシリーズがないため「優勝以外は全部一緒」という感覚で戦った結果の優勝だったそうです。
星野仙一監督の教え
加藤「1988年、大負けしてても星野監督の激怒はなかったってことですか?」
中村「監督が激怒される時は試合内容なんですよね」
そのため勝っても怒られる時もあれば、負けても怒られない時もあったそうです。
特に負けた時は「簡単に負けるな」とよく言われたとか。
例えば抑え投手まで出させて負けるなど、相手にダメージを与える負け方をしないと意味がないとのことだったそうです。
加藤「今のは胸に来るようなお話でした」
今のドラゴンズはちぐはぐな攻撃と繋がらない打線であっさり負けているイメージがあります。
中村「とにかく3連敗はするな。同一カード3連敗はダメだよと教えてもらいましたね」
なぜそうなる?
放送直前の阪神タイガースとの3連戦は3連敗。
中村「中日は髙橋宏斗先発で、先制して。いい流れで行くのかと思ってましたが、阪神の勢いなんでしょうか。3連敗しましたね」
先々週の阪神3連戦も3連敗でした。3+3で阪神には6連敗です。
昨シーズン、阪神に勝ち越していたのはドラゴンズだけ。今年はどうしたことでしょうか。
中村「ピッチャーは良いボールを投げてるんですけど、中日バッテリー、ちょっと自信がないというか、大事に行き過ぎてるというか」
中村さんは全試合テレビで見たそうですが、もやもやしているようです。
124試合ある
「今のバッテリーは悩みながらやっているように見える」と中村さん。
「こういう時は思い切ってベンチからサインを出すべき」と持論を展開しました。
中村「打たれてもベンチの責任だから、思い切ってやってくれと。とにかく勝たないと。力はあるので勝つのが一番の薬なんですよ」
借金の数を数えるよりも、ひとつずつ勝っていくことが肝心とのこと。
中村「まだまだ124試合ありますから」
加藤「すごく前向きになりました」
ベンチがすべきこと
中村「石伊(雄太)君に限らず木下(拓哉)捕手もツーストライクは取るんですよ。その後、簡単に1球アウトコースに外すんですよね」
打たれてはいけないと警戒するあまりマイナスの思考になるそうです。キャッチャーだった中村さん、「その気持ちはわかる」とコメント。
しかし「これは意味のないボール」と続けます。ボールがひとつ増える分、自分たちが苦しくなるだけ。
負けが込んでいる分、弱気になって思い切った勝負ができないバッテリー。そういう選手心理は、見ている監督、コーチはわかるはずと指摘する中村さん。
中村「特に石伊君がまだまだルーキーに近いのでかなり悩んでるように見えますね。ここはベンチが手助けしてあげるべきだと思います」
曇り空のようなどんよりしたドラゴンズ。晴れが来るのはいつでしょうか?
(尾関)
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