中一女子のお悩み「あがり症を克服したい」…7万人以上をケアした先生の『あがり症克服方法』とは?

中一女子のお悩み「あがり症を克服したい」…7万人以上をケアした先生の『あがり症克服方法』とは?

毎週月~金曜日の夕方にCBCテレビで放送している情報番組【チャント!】。毎週水曜日の人気コーナー『全力!お助けちゃん』では毎回、何事にも全力で取り組むBOYS AND MENの平松賢人が視聴者の方から寄せられたお悩みをサポートしています。

今回は、「あがり症を克服したい」中学1年生Hさんからのご依頼です。

Hさんは初対面の人と話す時、緊張してどうしても言葉に詰まってしまい、目を合わせるのも苦手だそう。
ご両親曰く、幼稚園の頃は緊張するとことはほとんどなかったそうですが、小学生になって環境が変わり「休み時間がイヤだ」と言うようになったのだとか。自分から友達に声をかけられないことが辛かったのではないかとご両親。担任の先生と1年間一度も目を合わさずに過ぎたこともあるそうです。

しかし、「自分を変えたい」という思いから、Hさん自らこのコーナーに応募してくれました。

Hさんのあがり症を克服するため協力いただくのは、これまで7万3,000人以上のあがり症をケアしてきたという、あがり症克服協会理事長の鳥谷朝代さん。

「自分で申し込んでこの場所に来てくれたのは、もう50%は克服できていると思いますよ」と、鳥谷先生。今日のレッスンでは自分に自信が持てるよう、鳥谷先生がサポートをしてくださいます。

≪あがり症克服方法1≫ ストレッチと正しい姿勢

まず鳥谷先生が感じたHさんの第一印象は「姿勢が悪い」ということ。前かがみになると、肺や喉の筋肉が固くなってしまい会話しづらくなってしまうため、先生曰く、あがり症を克服するためには姿勢を良くすることが大切とのこと。

声を出しやすくするために、肺のある胸の周りの筋肉、首の筋肉をしっかりとほぐすストレッチをします。

そして正しい姿勢を保つことも大切なポイント。壁に、かかと・お尻・肩甲骨・後頭部をつけた状態が正しい姿勢です。実際に壁につけて、その姿勢をキープできるように意識しましょう。

≪あがり症克服方法2≫ 緊張をおさえる呼吸方法

心臓がドキドキするということは、体が呼吸したいと思っているということ。意識的に深呼吸をしてあげましょう。深呼吸イコール腹式呼吸です。

普段私たちは胸式呼吸をしていて、1回に約450mlの空気を吸います。しかし、腹式呼吸をすると約3,000ml。こんなにも差があるのです。

腹式呼吸は、息を吐く時にお腹をへこませ、吸う時に膨らます呼吸法。空気をいっぱい吸うので、声量もアップし声が震えにくくなります。

腹式呼吸を意識して声を出してみると…先程までのHさんとは別人のように大きな声が!別室でその姿を見ていたご両親も「人前でこんなに大きな声を出しているところは見たことがない」と驚いています。

≪あがり症克服方法3≫ 会話の練習

会話をする時、相手の目を見ると緊張してしまう人も多いですよね。そんな時は、相手の顔全体をふわっと見ればOK!

また、緊張すると体を触ったり腕を組んだりしてしまいがち。そうすると体が固まりやすくなり、声が出にくくなってしまうので、意識して少し我慢しましょう。動画で会話している自分の姿を撮影して自覚してみるのもオススメです。

ここまで90分のレッスンで随分スムーズに会話ができるようになったHさん。予想以上の成長をみせてくれました。

実はHさん、将来カフェの店員さんになりたいそう。そこで、ここからはCBCの会議室をカフェに改造し、スタッフ相手に接客に挑戦です!

1人目のお客様には、「いらっしゃいませ」「そちらのお席にお座りください」「少々お待ちください」など、ちょっと照れてしまったものの大きな声で接客でき、これにはご両親もビックリ。

2人目のお客様からは、「オススメのメニューは?」「いつから働いているんですか?」「店長はどんな人ですか?」など、いろいろ質問を投げかけられます。それにもHさんはアドリブで即座に対応!なかなか言葉の出なかったレッスン前のHさんとは思えないほどの接客ぶりです。

その様子に平松くんや鳥谷先生も思わず拍手!本当に驚きの成長です。
「今日やったことを続ければ、元気いっぱいのHさんになれます!」と鳥谷先生も太鼓判を押します。

「最初は緊張したし、難しいところもあったけれど、すごく楽しくできました」と、満足そうなHさん。別室でHさんの姿を見ていたご両親も「たくましくなった気がしました」と、とても嬉しそうです。

そして後日、Hさんから「担任の先生と目を合わせて話せるようになりました」とスタッフ宛に連絡がありました。

練習した姿勢や発声などを意識して、これからも元気に中学校生活を送ってくださいね。今回のお助けも大成功!

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