高知大学のキャンパスに、ある条件をクリアすると飲み物が無料になる自動販売機が登場しました。1月26日放送の『CBCラジオ#プラス!』では、高知大学広報・校友課の黒川晋平さんに、この自販機の仕組みや狙いについて詳しく伺いました。学長コインで飲み物が無料にこの自動販売機の仕組みはユニークです。事務室を訪れた学生や教職員が、学長への感謝の言葉や大学への要望、学長への質問などを動画で撮影すると「学長コイン」がもらえます。このコインを自動販売機の投入口に入れると、飲み物を無料でゲットできるというものです。取り組みが始まったのは昨年12月。メディアで大きく取り上げられた効果もあり、かなり大勢の学生が押し掛けたそうです。動画の内容は、学長に聞きたいこと、学生生活で頑張っている取り組み、勉強、部活、サークル、熱中していることなど幅広く受け付けています。これまでに集まった動画は、単純に「部活頑張ってます」という声から、「トイレの便座を温かくしてほしい」という具体的な要望まで様々。動画を収録すれば内容にかかわらず誰でもコインがもらえますが、ひと言だけでなく、できれば長めに話してほしいとのことです。双方向コミュニケーションの実現へこの取り組みの狙いは、学内の風通しの良さや交流の促進にあります。収録した動画はすべて学長に見てもらっており、今後は学長からの「アンサー動画」も収録する企画を考えているとのこと。動画を通じた双方向のコミュニケーションを活性化させたいという思いが込められています。ドリンクを片手に集まれる交流会ラウンジも整備。普通であれば出会うことがなかった他学部の学生や先生との会話が生まれることを期待しているといいます。自動販売機があるのは高知大学朝倉キャンパスの学生食堂がある建物の2階。1階の出入り口に設置してあるデジタルサイネージで、学生と学長の掛け合いを編集した動画を流す予定とのことです。要望が実現する可能性も三浦「ラウンジで撮影していたら『君そんな要望あるんだ』って、全然知らない人でも共通の話題ができますよね。学長のアンサーを聞いて『君のやつ採用されたじゃん』みたいな話もできますね」黒川さん「素敵な世界だなと思います」光山「例えば、トイレの便座は温かい方がいい。こういう要望が叶う可能性もあるわけですね」黒川さん「あります!」光山「大学全体がより良くなっていく感じもありますね」黒川さん「いただいた要望はどうにかして叶えられるように動いていきたいと思っています」今後について黒川さんは「大学生の皆さんには、高知大学でこの4年間過ごせて本当に良かったなと思える場所にしたい。要望やコミュニケーションを活性化していくことで実現できるのではないか。声を大事に事業を進めていきたい」と語りました。学生の声が大学を動かすきっかけにもなるかもしれません。(minto)