「撮影難易度S級」気象予報士イチオシの “極寒の秘宝”とは?東海の冬の絶景を激写
爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は、気象予報士がオススメする愛知・岐阜・三重の「冬の絶景」特集。日本気象協会中部支社の気象予報士など27人にアンケート。天気のプロが選んだ、この時季しか見られない激レアな絶景を、番組スタッフが体を張って調査しました。
まるで白い宝石!“樹氷トンネル”に目を奪われる

「気象予報士がオススメする冬の絶景」1つ目は、三重の「御在所岳の樹氷」。日本気象協会中部支社・吉田さんによると「(樹氷は)木々に微細な氷や雪がくっついて、木そのものが白い宝石というか、キラキラして見えるような現象」とのこと。
気象予報士歴15年、CBCテレビ・桜沢信司さんは「全国的に見ても、樹氷が出来やすいとても条件がいいスポット。日本海側から琵琶湖の上を通った湿った風が、行き着くのが御在所岳」と解説します。
2026年1月上旬。番組は、名古屋市から車で約1時間の三重・菰野町の御在所へ。御在所ロープウエイが動き出す午前9時には、200人以上のお客さんが!
案内してくれるのは、御在所ロープウエイの名物広報・佐藤さん。御在所が好きすぎるあまり、御在所の標高1212mにちなみ12月12日に結婚したという御在所デララバです。
樹氷が見られる山頂まではロープウエイで約10分です。佐藤さんによると、ゴンドラが出発してすぐ、国の特別天然記念物のニホンカモシカが見られることもあるのだとか。
樹氷の前に、佐藤さんの案内で、御在所の氷瀑(ひょうばく)を見せていただきました。滝が凍って出来る氷瀑を人工的に作ったもので、骨組みを作って折れた木などを当て、氷点下の時に水を吹きかけていくのだとか。
ロープウエイ駅からは観光リフトに乗り、頂上駅に到着。「日差しがあったかいですね」と心配する佐藤さん。樹氷は、風があり、気温が氷点下でないと見られないのだとか。この日は、朝9時で気温0℃。午前11時30分には、プラスの気温になっていました。
佐藤さんが案内してくれたのは「北陸の方から湿った空気、冷たい風が一番当たるところ。ここだけ樹氷が見られるという日もある」という場所。しかし、この日は残念ながら樹氷を見られず。後日リベンジをすることに。
リベンジは1月中旬。朝9時の時点で山頂の気温は氷点下-6℃。前日から風も吹き続け、樹氷が期待できる条件がそろっています。

今回は、ロープウエイを降りてすぐ、木々に樹氷を発見!世界でも限られた地域でしか見られないという三重の冬の絶景、御在所の樹氷をカメラに収めました!佐藤さんによると「風の吹く方向に向かって成長していっている。北西の風が吹いていて、(そちら側に樹氷が)ついている」とのこと。
佐藤さんが案内してくれた撮影スポットは、道に木々が覆いかぶさった“樹氷トンネル”。手に取れるほどの近さで樹氷を見ることができます。「樹氷がついていないと枯木の枝。ついていると氷の花が満開に咲いたような感じに見えます」とのこと。絶景に目を奪われ、スタッフが転んでしまうほどでした!
“極寒の秘宝”!ダイヤモンドダストの撮影に挑戦

「気象予報士がオススメする冬の絶景」2つ目は、岐阜・六厩(むまや)の「ダイヤモンドダスト」。今回アンケートで、最も多くの気象予報士が選んだ究極の冬の絶景!撮影難易度S級の“極寒の秘宝”です。
日本気象協会中部支社・山口さんによると「空気中に含まれる水分が、気温が下がった日に氷の結晶となって現れる現象。レア度で言うとS級」とのこと。
桜沢さんによると、ダイヤモンドダストが見られるためには「晴天・冷え込んでいる・風が弱い・湿度が高い」といった気象条件が必要なのだとか。「ダイヤモンドダストが本州で見られることは、めったにない」とのこと。
六厩は、岐阜・高山市荘川町にある人口約50人の山間にある地区。東海地方で一番寒い場所と言われていて、過去最も低い最低気温は-25.4℃。六厩地区は標高1000mの位置にあり、周りを山で囲まれているため、冷気が外に逃げないのだとか。
2026年1月上旬。番組は午前4時に名古屋のCBCを出発しました。六厩地区に入って早々、雪が積もりすぎて道が通れず、別のルートを余儀なくされます。
カメラを回したのは午前7時。お寺の住職さんに、ダイヤモンドダストが見られる川沿いのベストスポットを教えてもらいました。川から水蒸気が上がり、その向こうから太陽が上がるので、いい写真が狙えるのだとか。条件さえ良ければ7色のダイヤモンドダストが見られるそうです。
しかし、この日の最低気温は-9℃。ダイヤモンドダストが見られる確率が高いのは気温-10℃以下。残念ながら今回は見られませんでした。
1月中旬。7色のダイヤモンドダストを見るために再び六厩へ。この時の気温は-10℃。ダイヤモンドダストが期待できます。
この日は、気温的にはダイヤモンドダストが見られる条件に当てはまっていました。しかし、湿度が低いせいか、またしても見ることができませんでした。結局、住職オススメのそばを食べて帰ることに。
1月下旬、3度目の挑戦。この日は、気温・湿度ともにダイヤモンドダストが期待できます。しかし、太陽が出ていない!またしてもダイヤモンドダストは見られず!
桜沢アナは、1年前の2025年1月に六厩でダイヤモンドダストの撮影に挑戦。この日は、最低気温-17.6℃。太陽が昇ると、キラキラのダイヤモンドダストが周りに広がります!目に見えないぐらいの小さな氷の結晶が、光に当たって見えるようになる究極の冬の絶景です!

さらにレアな現象が「サンピラー」。太陽の真下に1本の明かりの線が見えることがあります。ダイヤモンドダストがたくさん無いと見ることができないため、“特S”の絶景です。
CBCテレビ『デララバ』2026年2月18日放送より
番組紹介
東海地方の皆が知っているつもりである「ド定番」のスポット・話題・人などの知られざるポイントを太田光が独自の目線で徹底深掘り!深い情報を知り尽くしたマニアたちと共に知られざる魅力と驚きの事実を徹底取材で掘り起こしていく地元が大好きになる1時間!毎週水曜午後7:00~放送。





