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映画料金値上げへ。配信一強時代は来るのか?

映画料金値上げへ。配信一強時代は来るのか?

シネコン最大手のTOHOシネマズは、7月1日から映画鑑賞料金を改定することを発表しました。一般鑑賞料金は一部の映画館で最大200円、シニア料金などは全国一律で100円の値上げとなります。相次ぐ値上げの波が映画料金にも波及し、業界全体が落ち込んでいってしまうのではないかという意見も見られます。しかし6月2日に放送されたCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオが「映画業界は廃れない」とコメント。その理由は?

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3年ぶりの値上げ

TOHOシネマズでは現在「一般」料金が2,000円のところ、7月1日以降は地域によって最大で2,200円に値上げとなります。
東京、名古屋、大阪など都心部にある合わせて11館で200円、全国の都市部にある合わせて25館で100円値上げするとのこと。一般料金の値上げは、2023年以来およそ3年ぶりです。

他にも「TOHOウェンズデイ」「ファーストデイ」の料金が1,300円から1,400円に、「レイトショー」は1,500円から1,600円~1,700円に改定されます。劇場運営を取り巻くコスト環境の変化を受けての値上げとのことで、客足にどう影響するのかが注目されます。

映画館離れ

リスナーからはこうした意見も寄せられました。

「今度は映画料金が値上げですか。ここ最近は以前よりも映画を観に行かなくなりましたが、ますます映画から足が離れそうです。経営が苦しいのは分かりますが、勘弁してほしいです」(Aさん)

ドリンクや軽食もとなると、娯楽としては少し足踏みしてしまう価格帯になります。さらに家族で行けば人数分値上げの重みがのしかかることになり、「映画館離れ」と言われる現状に拍車がかかることも予想されます。

つボイ「なぜ映画館から足が遠のいたかというと、Netflixとかの配信で観られるので。わざわざ行かなくてもいいという気持ちにもなるんですよね」

アニメ映画は盛況

しかし一方でつボイは、「でもいろいろな人がいるから」とこう続けます。

つボイ「配信まで待てないという人も、やっぱりいるんですよね」

小高「そうですね。特に邦画業界はコアなファンをしっかり作っていて。いの一番に観たい、という人たちが映画館で楽しむという流れも結構大きいですね」

こうした流れは特にアニメ映画に顕著で、入場者プレゼントや応援上映、IMAXや4DXといった映画館ならではの特典や体験に価値を求めて足を運ぶ人が多い傾向にあります。

また、臨場感のあるアクション映画やSF作品は映画館で、派手な動きのない人間ドラマなどは配信サービスでといったように、映画館と配信サービスとを使い分けている人もいるようです。

つボイの見解

動画配信サービスの普及や鑑賞料金の上昇などにより客足が遠のいたと思われる半面、映画館ならではの感動や体験を求めて何度も足を運ぶ人もおり、二極化していく気配もあります。
しかし映画業界を憂いてはいない様子のつボイ。

つボイ「配信で観るにしろ映画館で観るにしろ、いずれにしても映画会社にお金が入っていくことなので、映画が寂れていくとは私は思わない」

映画の配信で支払われたお金は、主に配信プラットフォームを通して配給会社や製作委員会に分配されるとのこと。

小高「ただやっぱり映画館で観たいという映画ファンにとっては、値上がりは仕方がないとはいえ痛いですよね」

気軽に楽しむものから、好きな人がとことん楽しむものへと変化しつつある映画館での映画鑑賞。今回の料金改定が、今後どう影響していくのかにも注目が集まります。
(吉村)
 

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