中日OB・中村武志ならではの視点。中日、巨人の補強のすごさとは?

今年のセ・リーグの順位は1位 阪神タイガース、2位 読売ジャイアンツ、3位 横浜DeNAベイスターズ、4位 広島東洋カープ、5位 東京ヤクルトスワローズで6位は中日ドラゴンズでした。日本シリーズへ出場したのは、クライマックスシリーズを勝ち上がった3位のDeNAですが、結果は福岡ソフトバンクホークスと対戦して0勝4敗で敗れました。11月2日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、元中日ドラゴンズ捕手の中村武志さんと、加藤里奈が今年のセ・リーグを振り返りました。
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冒頭に挙げた順位表を見ると3位と4位が9.5ゲーム差。AクラスとBクラスの間に深くて大きな溝がありました。
加藤「中日もDeNAまであとちょっとの時もあったのに、いつの間にかDeNAが連勝して置いて行かれてしまいました」
中村「終盤、勢いのあるチームと目標のあるチームとちょっと薄れてきたチームの差が出ましたね」
月間別で見てみよう
3月、4月の成績では、勝ちを伸ばしたのがタイガースとヤクルト。
タイガースは17勝9敗でヤクルトは17勝11敗。
一方、負け越したカープとドラゴンズは、カープ9勝15敗。ドラゴンズ8勝19敗。
加藤「ここで今シーズンの明暗が分かれたと最初は思いました」
5月に入っても負けが多かったのがカープ、9勝15敗。
相変わらず勝ち続けたのがヤクルトで14勝9敗。ここでかなりの貯金を作り首位独走かと思うぐらいでした。
加藤「阪神も強かったので今年はこの2チームで優勝争いかなみたいな空気がありました」
中村「だいたい5割程度でどこのチームもスタートするんですけど、広島と中日に関しては4月で決まってしまいました。かなり躓いたね」
優勝するには月3
7月、8月、9月に勝っていたのがDeNA。7月12勝9敗。8月15勝10敗。9月15勝8敗。
加藤「もう止まらない。一方で真逆がヤクルトでした」
ヤクルトは、7月に6勝17敗、8月は8勝16敗、9月は7勝14敗と3~5月に作った貯金が失われていきました。
加藤「一方DeNAは前半苦しんだんだけど、オールスター後の勝敗がリーグ1位。そのまま日本シリーズにも行けた。後半の勢いは本当に素晴らしかった」
中村「DeNAの6月は4勝15敗だよ。マイナス11を3カ月で0にしてるんだもんね。もう勢いとしか言いようがないですよね」
ここで中村さんの絶対優勝する持論が展開されました。
中村「月に3ずつ貯金すれば優勝しますよ。最終的にトータル15とか20はいらないから絶対優勝できる。貯金3つなんて簡単でしょ?」
加藤「う~って感じ」
非常に単純な言葉に、どう返していいかわからない様子の加藤。
9回の重要性
加藤「一方安定していたのが巨人なんです。大きく負け越す時もなく、ほぼ勝ち越しの素晴らしい成績」
中村「9回にキングがいると、超安定してこういう成績になるんです」
ドラゴンズからジャイアンツに移籍した抑えのキング、ライデル・マルティネス投手の存在が光りました。ドラゴンズには松山晋也投手がいますが、今年は怪我で出遅れました。
中村「松山投手もキングに近いので、普通にしてくれれば巨人のような成績にはなる。怪我しないようにちゃんと調整してもらえれば十二分に戦えるね」
来年はどうなる?
加藤「来季は阪神、佐藤輝明さんが抜ける。セ・リーグは今シーズンより拮抗しそうだなあ」
今年はヤクルト・村上宗隆選手、ジャイアンツ・岡本和真選手がメジャーに移籍。現在はタイガースの佐藤選手がメジャーの移籍球団を模索中。
中村「100打点40本ぐらい打つ人が抜けるわけですから、阪神タイガースさんは赤に近い黄色信号ですよ」
監督が交代した、ドラゴンズの工藤公康監督、ジャイアンツの松井秀喜監督に注目が集まっています。
中村「巨人は代打・松井さんで中日は先発・工藤投手、ここはすごい補強になってます(笑)」
ちゃんとボケも忘れない中村さんでした。
(尾関)
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