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「好きなものを食べてきて」と1万円。新入社員が選んだ想定外ランチ

「好きなものを食べてきて」と1万円。新入社員が選んだ想定外ランチ

お金が絡む話は、本人にはなかなか言いづらいものです。新人研修の初日、この近くで好きなものを食べてくればいいと、新入社員に昼食代として1万円を渡したAさん。ところが午後の研修に15分遅れて戻ってきた彼が差し出したのは、想像もしていない店の領収書でした。8月26日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』のテーマは「世の中いろんな人がいるなぁ~」。北野誠と松岡亜矢子が、こうした投稿をもとに語り合いました。

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右に喫茶店、左に中華

「今から5年ほど前、新人研修の1日目のことです。研修を受けるのは新卒の新入社員がひとりだけで、その日の講師担当も私ひとりでした」(Aさん)

研修前日、経理から「昼食はお弁当にしますか。外で食べられますか」と尋ねられていたAさん。昼の休憩時間は外でリラックスした方が新入社員も嬉しいだろうと考え、「外食にします」と答えました。

当日の昼、Aさんは1時間ほどの休憩を告げ、会社を出て右に行けば喫茶店のランチ、左に行けば中華があると案内します。

「これで好きなものを食べ、領収書と一緒に午後の研修に持ってきてくださいと1万円を渡しました」(Aさん)

15分遅れの「ゴチになりました」

「すると、午後の研修に15分遅れでやってきた新入社員は『すいません、思ったより店が混んでましたんで』と、私に3,500円のお釣りと、特上うな重6,500円の領収書を渡し、『ゴチになりました』と言いました」(Aさん)

その鰻屋は地域でも有名なお店。しかも研修所からは、車で往復30分以上かかる場所にありました。

「私が『ああー遠いところまで行ったよね』と言うと、『はい、今日はどうしてもうなぎが食べたくて、ググって行ってきました』と言います。私は『それは午後からがんばれる、楽しみだ』と研修を始めました」(Aさん)

翌日から最終日まで、残りの4日間は会社で980円の弁当を用意したそうです。

そこまで言わないとダメか

それから3年後、その彼は「僕には営業は無理です」と自ら辞職。Aさんは、仕事以外にもっと教えるべきことがあったのではないかと振り返りつつ、新人を育てるのも簡単ではないと感じたといいます。

「世の中には、ちょっと私の想定外の人もいるなと思いました」(Aさん)

松岡「本当に予算を伝えないとダメですね。経費でなんでも落ちないよって。ランチに行った後、帰りにコンビニで買ったスイーツとかジュースを領収書もらってきました、みたいな人もいますけど。違うねぇ、それは」

北野「それは自分で払いましょうね」

松岡「ああそうか、そこまで言わないとダメかっていう、自分の気づきにもなりますけど。びっくりもしますけどね」

5人で焼肉、会計2万400円

金額がはっきりしていても、お金の行き違いは起こります。続いて寄せられたのは、焼肉の会計をめぐる投稿でした。

「5人で焼肉を食べました。会計は2万400円。幹事に1人5,000円支払いました」(Bさん)

4人が5,000円ずつ出せば、2万円。残りは400円です。

「するとその方は『じゃあ俺は400円でいいね』と、本当に400円だけ払っていました。みんなつっこみたかったと思いますが、その場はもう誰もつっこまずに納めました」(Bさん)

お金絡みで見えてくるもの

2次会のカラオケ代は、あらためて割り勘にして終了。それから3年以上経った今でも、そのままだといいます。

「本当に、世の中いろんな人がいるなと思います」(Bさん)

松岡「やっぱりお金が絡んでくると」

北野「覚えてますよ、これ」

松岡「よく覚えてる。そういう感じかってなりますよね。言えばいいんでしょうけど、言いづらいですよね」

お金が絡むと思いがけないところで、人となりまで見えてくるようです。
(minto)
 

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