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九州醤油ってどうして甘いの?

九州醤油ってどうして甘いの?

家族と福岡と長崎を訪れ、九州の食文化に触れたCBCの西村俊仁アナウンサー。そこで改めて実感したのが、九州の醤油の「甘さ」でした。8月18日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、九州の醤油がなぜ甘いのか、西村がその背景について語りました。聞き手は石坂美咲です。

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長崎の旅で九州醤油

先週、休みを利用して福岡と長崎を旅した西村は、九州の食の豊かさを改めて感じたといいます。
九州といえば、豚骨ラーメンや長崎ちゃんぽんなど、さまざまな名物がありますが、その中で西村が今回注目したのが、九州の醤油です。

九州の醤油が甘いことは以前から知っていたものの、実際に現地で醤油をつけて食べてみると、家族3人で「やっぱり甘いよね」と再確認したそうです。

名古屋に住んでいると、九州の醤油そのものを味わう機会はなかなかありません。西村にとってこれまでの「九州醤油」といえば、ポテトチップスなどのスナック菓子で見かける味のイメージが中心でした。
ところが、実際に食べてみると、醤油なのに甘いという味わいに“プチ感動”を覚えたと話します。

なぜ九州の醤油は甘い?

では、なぜ九州の醤油は甘いのでしょうか。
西村が調べたところ、理由にはいくつかの説があるそうです。

そのひとつとして挙げたのが、江戸時代の長崎と海外との交易でした。当時、鎖国下の日本で海外との貿易が行なわれていた場所のひとつが長崎の出島です。オランダとの交易を通じて、砂糖やカステラなどが日本に入ってきました。長崎周辺では砂糖の流通が盛んになり、次第に甘さを好む食文化が根付いていったとされます。
その流れの中で、醤油に砂糖を加えることで、もてなしやぜいたく感を演出する文化が生まれたのではないかという説です。

さらに西村は、九州の魚との相性も理由のひとつとして紹介しました。福岡や長崎など北部九州では、タイやサワラ、イカなどの魚介類が食べられています。比較的淡泊な味わいの魚には、甘みのある醤油を合わせることで素材の味を引き立てられるといいます。魚の脂と醤油の甘みが絡み合うことで、「非常にまろやかな深みのある味」になるというわけです。

焼酎との相性も良し

これを聞いた石坂は、思わず「今日はありますか。そんな醤油は」と質問。

石坂「そんなにいい話を聞いたら、実際に舐めてみたいじゃない」

ところが西村は、九州の酒文化の話題へと展開。
九州といえば焼酎文化が根付いています。焼酎のガツンとした強めのアルコールに対して、甘めの醤油がよく合うという説もあるそうです。

石坂「ということで…?」

西村「焼酎もありません。お醤油もありません」

石坂「そうか…」

九州の醤油の甘さには、歴史や地域の食材、さらに焼酎文化との関係など、さまざまな背景があるようです。
福岡や長崎を訪れる機会があれば、ぜひ現地の醤油にも注目して、その甘さを実際に味わってみてはいかがでしょうか。
(ランチョンマット先輩)
 

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