産後の恨みは一生!こどもの名に舅姑の考えが強要された

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の名物「嫁姑のコーナー」には、たくさんのおたよりが寄せられており、令和になっても「嫁姑問題」は不変であることを感じさせられます。6月16日の放送では、我が子の名をめぐるトラブルをはじめ、リスナーの怒りをつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介します。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くこどもの名前は誰がつける?
まずはこのコーナーの立役者Pさんのおたよりです。
「先日、友達と若い頃の姑の苦労をお互いに話しました」の書き出しです。
つボイ「高校生のうちは彼氏の話ですけど、だんだん歳を重ねてくると、こどものおむつが取れないとかいう話、今度は姑の苦労話です」
Pさんは友だちとどんな話をしたのでしょう。
「私が長男を妊娠中にいろんな本を読んで赤ちゃんの名前を決めていたのに、いざ出産したら見舞いにきた旦那が、『舅姑が考えたいくつかの名前の候補から選べ』と名前が書いてある紙を見せてきて、産後で動けないことをいいことに、勝手に名前を付けられたと話していたら、友人がぽろぽろ涙を流して悔しがってくれました。それを見て、私も悔しいのを思い出してつられて泣きそうになりました。昔の嫁の立場の弱さってほんとに悲しいですね」(Pさん)
小高「共感してもらえる人がいるのは大きなストレス発散です。ガス抜きになりますね」
「産後の恨みは一生」ということわざがありますが、これは一生恨んでもいい案件です。
義理の姉のささやきか?
近頃、お米の値段が上がっています。親戚の農家からお米をもらったり、買ったりしていた人も大いに影響を受けています。
「私は次男の嫁、旦那の実家は農家ではないですがお米は作っています。義父が生存中は、夫婦そろってお手伝いで行っていたので、いつでも好きなだけお米をいただいていました。
義父がなくなってからは長男夫婦からもうお手伝いはいいと言われ、いっさいお米ももらえなくなりました。こちらにあげるのはもったいなくなったのでしょうか。自分たちが食べる分以外は農協に売っているみたいです。
旦那と義兄は仲がよいほうですが、義理の姉が吉兆の女将状態。まぁ、お米くらい自分で買えますけどね」(Bさん)
吉兆の女将とは、ささやき女将といわれた人。この場合、義兄にいろいろ(悪?)知恵を吹き込んでいるのでしょうか。
小高「物理的なお米の問題はささいなことですけど、感情の動きに、もやるということでしょうね」
お米くらいならいいですが、兄弟同士が仲が良くても、嫁が必要以上に口を出してもめることはよくあることです。
『この人、いい人』にヒヤリ
姑も歳を取り、施設に入ったら少しはおとなしくなるかと思えば、相変わらずのようです。
「一見、ステキな奥様に見える毒舌がすぎる88歳の姑が施設に入所してから、早いもので1年半が経ちました。
先日、面会に行くといつものように介護士さんに車椅子を押してもらって姑が登場しました。その介護士さんを指さして、開口一番、『この人、いい人』。するとかぶせるように、『はい、みんないい人よ』と介護士さんから言われておりました。それわかる、何かものを含んだその言い方。『ごめんね、介護士さん』と心の中でつぶやきました」(Cさん)
今までの経験からCさんには、「この人、いい人」のひと言で、どんなニュアンスを含んでいるか、わかるのでしょうね。
姑の言葉は鵜呑みにできる?
以前、勝手がわからない台所でどうしていいかわからないお嫁さんがいた場合、一緒に仲良くやりたいと思う姑とそうでない姑がいるという話がありました。つボイはそんなときは、姑に聞いてみて対応すればいいと言っていましたが…。
「あんたは座っていればいいわ、何もせんでええわ、という姑の言葉は鵜呑みにできません。あとでひどい目にあったことが何度もあります。それ以来、姑やおばたちの言うことは鵜呑みにしないことにしています。しかし、覚悟の上であえて鵜呑みにすることもあります」(Dさん)
小高「嫁が聞くというより、姑さんの立場の人が率直に伝えた方がいいかもしれませんね」
つボイ「心と一緒の言葉を言うということですかね」
お互い素直な気持ちと言葉で交流できたらいいですが、なぜかそうはいかないのが姑と嫁なのです。
(みず)
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