CBC web | 中部日本放送株式会社 / CBCテレビ / CBCラジオ

MENU

高齢の親たちの世話につくづく思う。終活は大事!

高齢の親たちの世話につくづく思う。終活は大事!

自分の親が歳をとり、わがままになりとても困ってしまう、介護が必要になりどうしよう、いろんなことが起こります。しかし、親には昔世話をかけたはず。そして、次は自分がこどもに迷惑をかけることがあるかもしれません。10月9日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』コーナー「おやおや困った」では、リスナーから寄せられた高齢の親に関するエピソードを、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介します。

関連リンク

この記事をradiko(ラジコ)で聴く

モノが捨てられない伯母

「終活」が大事なのはわかっているけど、実際に行動へ移せない方は多いのではないでしょうか。

「私のお父さんの姉はひとり暮らしをしています。先日熱中症から転倒して、骨折し、入院。身寄りがないので、姪の私と私のいとこふたりで伯母のお世話係をすることになりました。いろんな手続き、入院、保証人、退院後の施設、介護認定とやることが山積み。

伯母の家には1時間ほどかかります。家にはとにかくモノがいっぱい。寝る場所しか空いていません。やってもやってもなかなか減りません。伯母の家にはゴミ袋がいっぱいありますが、ゴミを捨ててないのです。

戦争を体験している伯母は『捨てるモノなど何もないのでね』、と会うたびに言っていたのでモノであふれたのだと思います。

突然の入院でどこに何があるかもわかりません。話を聞いて探して、病院に持っていっていますけど、大変です。終活って本当に大事です。これだけの荷物を誰が片付けるのか、どうしたらいいのか。

おばはもう100歳を超えました。いざというときのためにも、終活について真剣に考えないといけないと思い知らされている私です」(Aさん)

小高「これを機に、今から少しずつでもやっとくといいかもね」

つボイ「お世話自体も大変ですけど、その後のお部屋の片づけも大変ですね」

ふたり暮らし

次の投稿は母とふたりの暮らしというリスナーから。仕事と親の世話を両立させることは大変です。

「86歳のおっかあと還暦過ぎのおっさんのふたり暮らし。うちのおっかあは軽度のパーキンソンと重度の便秘と脳虚血の治療を行なっております。手を引けばトイレにも行けるし、テーブルについて食事もできます。

私の仕事では昼に自宅に帰って、おっかあと一緒に昼飯を食べることができます。が、最近はパーキンソンの症状が徐々に進んで、歩みもつっかかる感じのときもあります。『危ないので俺がおらんときは歩き回ってはだめだぞ』と注意しています。

調子がいいと部屋を歩き回ってアイスを食べに冷蔵庫まで行ったり、トイレに行ったりしているようで、それは様子でわかります」(Bさん)

86歳で手術を

母に対する息子のあたたかい気持ちが伝わりますが、ふたりの生活には危うさもあります。

「そしてついに先週、昼に帰ったら、床に倒れて動けなくなっているではありませんか。『痛いところないか?』と聞いたら、すりむいた腕だけの様子なので安心していたのですが、日に日に太ももあたりを痛がります。

仕事中、ケアマネさんに通院をどうしようかと電話で相談したら、『今の状態を確認したいので訪問看護師さんと伺います』とのこと。

診てもらったら『救急を呼びます。息子さんも病院に向かってください』と言われました。

病院にかけつけると、『数日放置していたので合併症の可能性もあり、ないことが確認できたら手術をします』と言われました。86歳で大きな手術をするんです。どうか回復しますようにと祈るばかりです。仕事中に独居にさせた俺が悪いのかな」(Bさん)

つボイ「仕事だからしょうがないしね」

AさんもBさんも大変ですが、たったひとりで抱え込まず、まわりに協力してくれる人がいるところが少し救われるところです。

つボイ「さっきの方、この方も、お世話することに伴ういろんな問題が、そういうことか、と思いながら読ませていただいています」
(みず)
 

この記事の画像を見る

オススメ関連コンテンツ

PAGE TOP