どっちがおいしい?凝りに凝った我が家のカレーVS市販のルー

家でカレーを作る時にこだわる人は多いです。スパイスを調合したり、自分だけの隠し味を用意したり、こだわるときりがありません。しかし、そんな沼に入った人にも、あるとき憑き物が落ちたような瞬間がくるかもしれません。10月17日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』のメールテーマは「ついついこだわってしまうこと」。この稿ではカレーに関する投稿を、北野誠と氏田朋子が紹介します。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くニンジンは輪切り
「私はニンジンを輪切りにして料理に使うことです。5年くらい前、ご近所さんからいただいたニンジンがとても細く、いちょう切りにするとオレンジ色の米粒のようになってしまうので、輪切りにしてみました。するとその切り口の模様がとても美しい。
それ以来、煮物でも炒め物でもニンジンを輪切りにして、その切り口をうっとりとながめながら料理をしています。
が、いつも細めなニンジンが手に入るとは限らず、あるとき太目のニンジンでカレーを作らなければならなくなりました。そのニンジンはいちょう切りでも大きい太さ。でもせっかく輪切りを貫いてきた私、いまさら小さく刻みたくない。でかい輪切りのままのカレーを作ってみました。
それをうちの婆さんの前に出すと、婆さんはまじまじと皿を眺め、『今日のカレーにはせんべいが入ってる』。『いや、輪切りのニンジン』と答えると『ふーん』と言いながらひと口食べ、『食べにくい。もうちょっと年寄りに気を使って料理してくれんかね』とつぶやきました。
で、今年は我が家の畑で細めのニンジンを作りました。これで思う存分輪切りができます」(Aさん)
氏田「新鮮なものほど輪切りにしたと時、きれいな気がしますね」
こだわりのカレー
さて、こだわってカレーを作る人からのメールです。
「こだわりというと、カレーやシチューを作るときにジャガイモ、ニンジンはもちろん、タマネギ、しめじを入れています。どちらも炒めてから鍋に入れています。
マッシュルームのスライス、ピクルスをみじん切りにして、先に入れた野菜と一緒に入れて、隠し味にヨーグルト、酒たっぷり。醤油、たまり醤油、ソース、赤ワインを入れ、肉はカレーのときは牛肉、豚肉、鶏肉をいれて炒めます。
水を鍋にいれて沸騰してからカレーのルーと一緒にチョコをいれるのにもこだわっています。また粉チーズも入れています。これってこだわり?」(Bさん)
北野「入れすぎと違うかと思いますが(笑)。何人家族で食べているんだろう。こだわっていますねぇ」
市販ルーで説明通り作ってみたら…
Bさんへのリアクションメールが番組に寄せられました。
「私もつい最近までそうでした。食事はすべて手作りと決めている私。カレーもBさんと同じでかなりこだわり、前日から準備していました。
でもあるときかなり疲れていて、カレーを市販のルーを使い、初めて箱の裏に書いてある通り作りました。びっくりしました。普通にめっちゃうまかったです。
今まで凝りに凝って準備したのは何だったんだ。メーカーさんが研究した分量とレシピ、ぜひBさん、試してみてください。普通においしいです」(Cさん)
北野「改めてやってみてください、お願いします」
レシピ通り作ることで新しい世界が広がるかもしれません。
(みず)
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