次世代の人気アナを目指す若手アナウンサーたちがしのぎを削る、のびのびトーク番組ＣＢＣラジオ『アナののびしろ』。6月14日放送の担当は、友廣南実アナウンサーでした。ＣＢＣテレビで放送されている夕方の情報番組『チャント！』の人気コーナー「アポなし自転車旅」のロケで無意識に連発してしまっている「えっ、ちょっと待って」という口癖について、友廣がその発覚の経緯と現在の格闘を語りました。

「自転車旅」が定着中！

多くのリスナーから、自転車旅についてのメッセージが寄せられました。「友廣といえば自転車旅って定着してきているのかなと思って、ものすごく嬉しいです」と語ります。

この「アポなし自転車旅」は、ＣＢＣテレビの夕方番組『チャント！』内のコーナー。東海三県の魅力をアポなしで地元の方に話を聞きながら発見していく企画で、友廣はロードバイクに乗って毎回40～50キロほど走って旅をしています。

このコーナーは3月末頃に始まったため、豊橋での『アナののびしろ』のイベント時にはまだ2回ほどしか放送されていませんでした。

友廣自身も「いつまでこのコーナーをやっているのか、長くできるものなのか、『私といえば自転車旅』と定着するものなのか」と思っていたため、現在の状況に感謝しているといいます。

ロケの疑惑を全力否定

スタートから約2ヶ月が経過。三重、岐阜、愛知を回る中で、出会う方から「自転車旅見てるよ」「友廣ちゃん、自転車の子だ」と声をかけられることが多くなったという友廣。

しかし同時に、「あれ、車乗ってなかったんだ」と言われることも多いそうです。

「いやいや、もう信じてください！本当に40～50キロ、全くズルせずに乗ってます」

次の日はお尻が痛くなり、全身筋肉痛になることも。同期からは「目の下真っ黒だよ、クマだらけだよ」と言われるほどヘロヘロになりながら頑張っているとのこと。

さらに「電動アシストじゃないんだ」という声もあるそうですが、「これもそうです。電気使ってないです。自分の力で漕ぎ進めていますから」と強調しました。

長時間ロケで口癖発覚

自転車旅のロケは朝から夜まで、長い時は12時間を超えることもあるという過酷なもの。このロケではマイクとカメラをつけっぱなしにしているため、友廣のある特徴が明らかになりました。

それは友廣の口癖です。スタッフから指摘を受けて初めて気づいたという、その口癖とは「えっ、ちょっと待って」でした。

何かを見つけた時、聞き込みをした店が閉まっていた時、可愛い犬に出会った時、大雨が降った時も、喜怒哀楽すべてに関してこの言葉を使ってしまうのだそうです。

「ちょっと待って」にバリエあり

友廣は「私の中では違いがあるんです」と言い、いくつかのパターンを実演してみせました。

何かを見つけた時は「えっ？ちょっと待って」。

聞き込みをしていた店が閉まっていた時は「えーー、ちょっと待って…」。

可愛い犬に出会った時は「えっ！ちょっと待って！」。

大雨が降った時は「えーちょっとー待ってよー」。

「私の中では全然違ったんですが。この『ちょっと待って』という言葉がなかなか抜けないんです」と友廣。

スタッフのやさしい助言

スタッフからは「こういうのは確かに視聴者さんを引きつける力はある。カメラを振り向かせる力はある。ただ、たくさん使ってしまうと、それは逆効果になってしまうから気をつけようね」と、気を遣ったアドバイスをもらったといいます。

「ごめんなさい。ただの口癖で視聴者さんを引きつけようなんて思って言ってませんでした。すみませんでした」

注意を受けてからも、ロケは続きます。気をつけようと思った結果、「えっ」までは言ってしまい、「あ、あかんあかんあかん、え、危な！」みたいな感じになってしまうそうです。

新たな口癖も出現中

12時間超のロケをVTRにする際は、面白い部分だけをつまむことになります。その結果、すべての山場の部分で「えっ〇〇なんですか」「えっおいしい」「えっウソーん」という言葉が出てしまうという、新たな癖がついてしまったと悩んでいます。

友廣は「自転車旅を見たことがあるという方にも、こういったところにも注目してみていただきたい」と話し、スマホアプリ「Locipo（ロキポ）」で「自転車リサーチ」と検索すれば、これまでのロケの様子が見られると案内しました。

無意識のうちにやってしまう口癖は、とにかく直すことが難しく、現在も格闘中だという友廣。

「ロケをこれから続けていく上では、私はこの口癖を直したいと思っていますので、ぜひこの癖の治し方、できたら口癖の直し方などなど教えてください。Xでハッシュタグ『アナののびしろ』『えっちょっと待って』を付けてポストしてくれるとうれしいです！」とリスナーに呼びかけた友廣でした。
（minto）