義母の失礼なひと言が忘れられない…結婚1年目の嫁の複雑な本音

『真誠presents 大久保佳代子・森本晋太郎のどうぞご自由に』(CBCラジオ)は、愛知県田原市出身の大久保佳代子さんと、事務所の後輩であるトンツカタン森本晋太郎さんが届ける「迷える人たちの道標となる解決型ラジオバラエティ」です。5月31日の放送では、結婚1年目の女性リスナーから、両家顔合わせでの義母の失礼な態度について相談が寄せられました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く両家顔合わせでの衝撃的なひと言
Aさんは、1年前の出来事に今でもモヤモヤし続けているそうです。
「1年前、両家顔合わせの際にお互いの両親に結婚指輪と婚約指輪をお披露目しました。食事が終わり談笑している時に義母から『指輪もう1回見せて』と言われ、私はニコニコしながら指輪ケースごと渡しました」(Aさん)
ここまでは何の問題もない、微笑ましい光景です。しかし、その後に義母がとったのは信じられない行動でした。
「すると義母は、まるで千と千尋の湯婆婆がつけているような色付きのごっつい石の指輪を外し、自分の指に婚約指輪をはめました。そしてひと言、『ぶっかぶか』」(Aさん)
ショックを受けたAさんは愛想笑いしかできなかったそうです。義母が花嫁である自分よりも目立つ指輪をしてきたこと、その失礼な一言で、義母に対して嫌悪感を抱いてしまったといいます。
1年経ってもモヤモヤ
「正直、『なんだこの人』と思いました。義母は小柄な人で私とは身長差があるため、サイズが違うのは当たり前ですし、結婚指輪と重ね付けできるようサイズ調整したので、私がしても少々緩めの指輪です。この失礼な態度に私は1年経った今もずっとモヤモヤし続けています」(Aさん)
ただ、現在の関係性については特にトラブルはなく、よくしてもらっている方だと感じているそうです。Aさんは自分の心が狭いのだろうか、と悩んでいます。
この相談を聞いた大久保さんと森本さんは、義母の行動に困惑した様子。
大久保「一方的な話ですけど、これだけ読んだら失礼ですよ。するかね?お嫁さんの持ってきた婚約指輪」
森本「神聖なものですよね」
大久保「なかなかのデリカシーのなさと、ずけずけ感のあるお母さんですね」
複雑な現在の関係性
森本さんは、1年間トラブルがないどころかよくしてもらっているという現状が、逆にあの出来事を際立たせているのではないかと指摘。大久保さんも、あの一瞬のひどい仕打ちがあったからこそ、それ以下のことは気にならなくなっているパターンかもしれないと分析しました。
いわば「失礼のMAX」を経験したため、他の失礼が失礼に感じなくなっているのではないか、ということです。
しかし、義母の行動にはこんな理由も考えられます。
大久保「もしかしたら、最初はちょっと気に入らなかったのかもしれない。マウント取るみたいな」
息子を取られた気分になった義母が、女性同士のマウンティングとして「私の方が指細いんですけど」という感覚で行動した可能性があると指摘します。
大久保「私が今54だからさ。50、60代なんてまだ元気だし、そういう感覚はあると思う。女性同士のマウントの取り方。『指細いんですけどー』みたいな」
時間が解決した可能性
森本「本来はもしかしたら『ぶっかぶか』って言うような癖のある人だったのを、Aさんの普段の頑張りだとか生活を見て、『あっ、この子だったら認めましょう』っていうことになったのかもしれないですね」
大久保「お母さんもちょっとずつ変わってきて、態度が良くなってきてる可能性はあるよね。偉いよ、大人だと思うよ」
このように、ポジティブに捉えてもよいのかもしれません。
一方で大久保さんは、義母が湯婆婆のような派手な指輪をしてきたことについて「家はある程度裕福ですよ」「こういうのもちゃんとつけるお家なんですよ」というアピールの意味もあったのではないかと分析します。
最終的にふたりは、Aさんがうまくやっていけそうだと評価し、「こっちがちょっと大人になって、あやすぐらいの感じで行ってもいい」とアドバイスしました。
(minto)
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