知らず知らずのうちについてしまう…人それぞれの「ため息」
自分でも知らない間に出てしまうのが「ため息」。実はため息をつくことは、身体のリラックスを促進し、自律神経のバランスを整える効能があるとか。とはいえ、まわりの人にはあまりいい印象を与えません。人はどんな時にため息をついているのでしょうか?10月31日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』では、メールテーマ「ため息が出る時」に寄せられた投稿を、北野誠と氏田朋子が紹介します。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く熊か?
「クマ牧場に行ったら、そこのクマの何もしない姿が夫に見える」というメッセージが寄せられました。それに対するリアクションです。
「うちの旦那も普段から黒いTシャツを着て家にいます。しかもソファーから動かない。
横から見ても、前から見ても幅が一緒。横向いてるのか、前向いてるのか、シルエットだけではわからない。黒い物体がソファに寝そべっている様子は熊のよう、いや、筋肉質ではない、得体の知れないぶよぶよの顔の黒い動物です。
年々人間ばなれしていく旦那を見ながら、『はぁ~、なんでこの人といるんだろう』と時々思います」(Aさん)
北野「昔はもっといいところがあったんやけど、と思うのですけどね。なんでやろう(笑)」
なかなか人生を感じさせる深いため息です。
移動しただけ?
一念発起してシェイプアップを試みたという投稿です。
「先日エステに行ってインド式マッサージ機で脂肪燃焼をしてもらいました。痛いよ~といいながらも、施術後はとてもよい気分でした。
比較のために前後左右から写真を撮られて、施術前と後で写真を並べて見せてくれます。スタッフさんがニコニコと『Bさんウエストすごく落ちてます、すっきりしましたね』と。
モニターをのぞくと、確かにウエストはくびれができている。と同時に目に入ったのは下っ腹に控えし大きな浮き輪と化した贅肉の塊…ため息がでます。
マッサージをしたとはいえ、体脂肪の絶対数が減るわけではなく、細くなったウエストに余計強調されるように下っ腹のお肉が悪目立ちしています。
そんなみっともない身体にため息をつきながらもお菓子に伸びる手が止められない、意思の弱さにもため息がでます」(Bさん)
氏田「両方ため息がでるのね(笑)」
国際的なため息
ため息は職場でも出てしまいます。人間関係は一番のため息のもとです。
「うちの会社の本社にインド人の後輩がいます。非常に頭がよく、フランクな奴ですが、この後輩が飲み会で酔っぱらうと、僕に向かって『Cさん、ここがインドだったらこんなにフランクに話せる間柄ではないんだよ』と、カーストマウントを取ってきます。
なんか、腹立って言い返せないし、ため息しかつけません。社会階級のない日本は本当にいい国だと思います」(Cさん)
北野「普段から思ってるんやろうな」
酔って本音が出たのでしょうか。
達成感
この日の番組冒頭、氏田が男性がスーパーで探し物を尋ねない、外では道を聞かないことについて、その要領の悪さにため息をつきました。それに対するリアクションです。
「僕も聞きません。なぜなら自分で探して発見して困難を克服したときの達成感を味わいたいからです」(Dさん)
北野「そんなことスーパーでなくてよそでやっとけ。スーパーで達成感いらんのや。困難を達成したかったら、山に登れ(笑)」
スーパーは冒険を楽しむところではありません。要領よくまわしていきましょう。
(みず)
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