来季から開催時期が変更!日本サッカーの目指す未来とは?
J1リーグも佳境となり、J2へ自動降格する3チームのうち2チーム(アルビレックス新潟・湘南ベルマーレ)が決定。名古屋グランパスは「ほぼ大丈夫」な残留ですが、まだ確定させていないのが気になるところです。10月31日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、来季からシーズンの時期が変更となる件について、パーソナリティの城所あゆねが解説しました。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く欧州などに合わせるためリーグ時期が変更
既に発表されていますが、来年からJリーグはシーズンの時期が変わります。
今季までは春に開幕し、秋に終了する「春秋制」を採用していましたが、来年からは秋に開幕し、翌年春に終了する「秋春制」へと移行予定です。
城所「この秋春制、一般的に言われている言葉で、Jリーグ公式では秋春制とは言っていないので注意が必要。先日、シーズン移行後の開幕戦第1節と、最終節の日程が発表になりましたね」
発表によると、2026-2027シーズンは第1節J1~J3ともに2026年8月8日(土)・9日(日)の週末に開催予定。
ひょっとしたら、「金J」と言われる前日金曜日に一部の試合が開催される可能性もあります。
一方の最終節は次の通り。
・J1=2027年6月5日(土)・6日(日)/J2とJ3=2027年5月22日(土)・23日(日)
昇格プレーオフ、J3・JFL入れ替え戦のうち、J1昇格プレーオフ
・準決勝 2027年5月29日(土)・30日(日)/決勝 2027年6月5日(土)・6日(日)
J2昇格プレーオフ
・準決勝 2027年5月29日(土)・30日(日)/決勝2027年6月5日(土)・6日(日)
J3・JFL入れ替え戦
・第1戦 2027年5月29日(土)・30日(日)/第2戦 2027年6月5日(土)・6日(日)
秋春というより真夏梅雨制?
秋に開幕とはいっても、日本の秋春制では真夏のスタート。
暑い時期の試合は、選手の消耗が激しいものですが…
城所「疲労が溜まる夏に今までシーズンを戦っていたんですけど、8月開幕ということは10月頃に疲労が蓄積してくると思うんです。まあ選手は体力的にどうなんだろう?いいんじゃない?と思いたいサポーター心理がありますね」
夏は1試合フルで出場して走り続けると、飲水タイムがあっても脚が吊ったり、体力を消耗してパフォーマンスが低下する選手も目立っていました。
また、こうした疲労蓄積が大ケガ続発につながっている可能性が指摘されているのも事実です。
秋春制に移行する間の半年間は特別退会が開催
ただ今年のシーズンは12月上旬に終わり、来年夏までは期間が空きます。
そこで、この2026年2月~6月に「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」として、変則的な大会を実施することが決定しました。
詳細はJリーグ公式にも特設サイトが設けられていますが、まだJ1~J3昇格、または降格チームが決定していないため、対戦相手などはこれから決定となります。
城所「簡単に特徴を紹介すると、J1は20チームが東西各10チームに分かれてリーグ戦を行い、プレーオフで順位が決まります。仮に東に入ると、西チームとはしばらく試合がないことになりますね」
グランパスが残留した場合、東よりも西に入る公算が高そうですがJ2から昇格してくる3チームがどこになるか次第になります。まずは残留をしっかり確定させることが必要不可欠だとした城所でした。
次の試合は、11月8日J1第36節・アウェイの三協フロンテア柏スタジアムで柏レイソル戦です。相手は優勝争い中で2位ですが少しでも上の順位で終わるため、勝利が求められます。
(葉月智世)
番組紹介
読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。


