長野・国道158号の旧道に謎の吊り橋と温泉旅館跡を発見!崩れかけた隧道の先にあったものとは

ミキの昴生と亜生がMCを務める、全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』。今回は、全国100万キロ以上の道を巡ってきた道マニアの鹿取茂雄さんが、長野県の温泉地にひそむ“国道158号の旧道”を巡ります。
国道158号の旧道へ!崩れかけた隧道の先に謎の吊り橋を発見

鹿取さんは、旅のお供のプロギャル・ぱにぱにぱにぱにともちんぱさんとともに、長野県松本市を訪れます。
(道マニア・鹿取茂雄さん)
「梓川に沿って国道158号が延びていて、上流方向へ向かって行くと温泉地がたくさんある。その国道158号の旧道と温泉にまつわる珍しい道を巡りたい」
今回、鹿取さんが目指すのは、松本市・上高地エリアの温泉地にある国道158号の旧道。以前訪れた際には見どころが多く、すべてを探索できなかったため、そのリベンジをしたいといいます。

さっそく2人は、国道158号沿いにある「坂巻(さかまき)温泉旅館」へ。「国道158号は松本市が起点で、岐阜を通って福井が終点。旧道も国道指定されたままの区間がある」と鹿取さん。「一軒だけある温泉旅館の横を真っ直ぐ進んだところに、国道158号の旧道が続いている」と続けます。
旅館の裏側に国道158号の旧道があるそうですが、道がどこまで続いているのか不明とのこと。どうしてもその先を確認したい鹿取さんは、旧道の一部を管理する坂巻温泉旅館に許可をいただき、特別に撮影させてもらいます。

旧道に足を踏み入れると、目の前に現れたのは路面が崩れ落ちた道。注意しながら進んでいくと、一部が崩れかけた「坂巻隧道」や、岩肌が露出した洞門が姿を現します。
さらに進むと、川を渡る吊り橋を発見!旧道からは外れるルートですが、吊り橋の先に何があるのか気になった2人は、渡ってみることに。すると…
(道マニア・鹿取茂雄さん)
「旅館跡みたいなのがある。温泉があったんじゃないかな。あれはお風呂かも」

吊り橋の先で見つけたのは、温泉施設の遺構らしきもの。浴槽のような構造も残っています。謎を残しつつ、2人は旧国道158号のルートを探るため、吊り橋を渡って対岸に戻ります。さらに旧道を進むと…
(道マニア・鹿取茂雄さん)
「畑跡かな。電気柵もある」
その先ではマンホールも発見します。
(道マニア・鹿取茂雄さん)
「マンホールの所だけ土を盛った感じになっている。下水管を下に通したときに後付けしたかもしれない」

さらに2人が道をたどっていくと、旧道は現在の国道158号のたもとにぶつかり行き止まりに。
しかし、道中は想像していたほど荒れておらず、人が通った形跡も見られます。鹿取さんは「何でこんなに踏み跡があったのか気になる」と、先が行き止まりになっているにもかかわらず、人が歩いた痕跡が残る旧道に疑問を抱きます。
マンホールの下に温泉タンクがある!?吊り橋の先にあった旅館跡の正体とは

何かの目的で今も旧道は使われているのか。そして、吊り橋の先にあった温泉施設らしき遺構は、一体何なのか…?
謎を解明するため、2人は坂巻温泉旅館のご主人に話を聞くことに。すると、マンホールの下には温泉のタンクがあることが判明。周辺にある温泉施設の管理者が、タンクの点検などのために旧道へ訪れているそうです。
また、畑跡と思われた場所では、2年ほど前まで養蜂が行われていたことも判明。熊対策として電気柵が設置されていたそうですが、手前の道が崩れて車が通れなくなったため、今は行われていないとのこと。

では、吊り橋の先にあった建物は何だったのか?旅館のご主人によると、現在、吊り橋の先の道は、東京電力の巡視路と温泉の源泉を管理する道として使われているとのこと。
吊り橋ができる前には、同じ場所に車が通れる道路橋があり、旧道よりさらに古い旧旧道は、その道路橋を渡って対岸を通っていたといいます。

昭和25年(1950年)頃、旧旧道が廃道となり、道路が付け替えられるタイミングで道路橋の基礎を生かして吊り橋を建設。その先に建てられたのが、かつての坂巻温泉旅館だったとのこと。
旅館は吊り橋の先で30年ほど営業していましたが、周辺で土砂崩れが頻繁に起きることを懸念し、昭和59年(1984年)に現在の場所へ移設したそうです。
CBCテレビ「道との遭遇」2026年10月27日(火)午後11時56分放送より










