岩崎ひろみ【スジナシ】私が〇〇な人を連れてきても怒らない?

【1999年8月4日初回放送】
今回のゲストは岩崎ひろみ。今回の即興ドラマの設定は、父と娘。二人はどんな親子なのか、また一緒に住んでいるのかは、決まっていない。スタジオには、マンションのリビングルームのセットが組まれた。岩崎と同年代の娘を持つという鶴瓶、そしてプライベートでは父親とたいへん仲がよいという岩崎がどんな親子を演じるのだろうか?

ドラマは、岩崎が小道具として用意されたケーキをもって部屋に入るところからスタート。二人でケーキを食べながら、仲の良い親子を演じていくが・・・。ドラマのストーリーを握ったのは、岩崎の自信に満ちた演技力と、鶴瓶の台詞を即座に組み込む展開力だった。まるで、台本があるかのようなストーリーを組み上げつつ、父親の微妙な心理をもてあそぶような展開を次々と作り出していくのである。それに対し、鶴瓶は年頃の娘を持つ父親の複雑な心理状態を演じきる。

「芸能人のわりに自然すぎる」と、周りの人に心配されるという岩崎の魅力が、ドラマのはしばしに現れている。岩崎ファンならずとも、彼女の演技力は、一見の価値あり。

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