「避妊リング」という選択肢...実際に使用している人の声

「避妊リング」という選択肢...実際に使用している人の声

人は生きていれば誰にも話せない秘密の一つや二つ持っているというものです。6月11日放送のCBCラジオ『八木志芳の私たちは求めてる』には、50代の女性リスナーから、避妊リングについて夫婦の秘密が寄せられました。八木志芳が「素敵」だと感じたその内容は?

誰にも言わない夫婦の秘密

50代の女性Aさんからの投稿です。

「3人のこどもを出産した後、30代の頃から子宮に避妊リングを入れています。
生理が不規則で、夫はコンドームの装着を嫌うのもあり、4人目の妊娠を避けたかったからです。

今なら低用量ピルの定期的な服用や、ヤバいと思った時のためのアフターピルの服用もありますが、当時の私はピルを服用し続けることによる身体への影響や、経済的な負担も考えて、保険の授業で習った遠い記憶から産婦人科に相談をして、避妊リングの装着を決めました。

周りに話す機会もなくて、誰にも話したこともありません。私たち夫婦の秘密です」

避妊の一つの方法

Aさんが装着している避妊リングは、銅を使用しているためMRIを受けるのに支障があります。MRIの磁気で胴の部分が熱を持ち、子宮内膜を傷めてしまう可能性があるとのことです。 そのため保険証の裏面にMRIは受けられないと記入しています。

「50代になり、MRIを急に受ける機会があるかもしれない年齢になってきたので、次の交換を機に卒業しようと思っています」(Aさん)

Aさんは避妊リングを装着してから、妊娠の心配もなく夫と夜の生活を楽しめているそうです。

とはいえ、避妊リングでは妊娠は避けられるものの、性病などの病気を防ぐことはできません。 Aさんは「不特定多数の方と性交渉する場合は安易には勧められない」とした上で、「避妊の一つの方法」とまとめました。

多様な選択肢があることを知ってほしい

八木「避妊リングという避妊方法を知らない方もいるのかなと思ったので、ご紹介させていただきました」

八木は、数年前にタレントの益若つばささんが、YouTubeで避妊リング「ミレーナ」を装着したことを公表をしたことを思い出しました。 ちなみに「ミレーナ」は、MRI・CT受診は問題ないとのことです。

益若つばささんは「これを告白した時に炎上する可能性もあるかな」と思ったようですが、避妊リングという選択肢を知ってほしいという思いから、紹介したとのこと。

夫がゴムアレルギーや、コンドームが苦手などあるかもしれません。その場合でもコンドーム以外の避妊の選択肢は様々です。

八木「それ(避妊の手段)を使うのはいいと思うんですよ。でも、身体に入れるということに対しての偏見とかで『そういうの良くないんじゃないか』って一方的に言う風潮が、もしかしたらまだあるんじゃないかなって思ったんです」

Aさんが書いたように、直接性行為をすることになるので、不特定多数を相手にする人にはお勧めできません。 でも、夫との性生活を避妊リングを装着して楽しんでいるというAさんに「とても素敵」と感じる八木でした。

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