中日OB・中村武志が解説。中継ぎ陣が炎上した理由とは?
開幕から最下位と振るわない中日ドラゴンズ。4月6日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、中日OBの中村武志さんと加藤里奈が、シーズン初勝利を飾った4月2日の中日ドラゴンズ対読売ジャイアンツ戦を振り返りました。中村さんは中継ぎがうまくいかない理由も解説しました。
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開幕から5連敗していたドラゴンズは4月2日にバンテリンドームナゴヤでジャイアンツと対戦。2対1で勝利しました。
この日は、大野雄大投手が完投し、助っ人ミゲル・サノー選手に2ランホームランが出ました。
サノー選手について、中村さんの意見は?
中村「当たればホームランですよ」
今のところ打率は高くありませんが、長打力があるので相手にはかなりプレッシャーを与えていると言います。これから徐々に良くなっていくと期待します。
中村「打順も六番、七番あたりでどしっと座ってくれてれば、かなりいい打線が組めるんじゃないかと思います」
期待できる男
中村「私は去年ぐらいから『開幕投手は大野だ』って言ってたのが当たりましたね」
中村さんの定義では、シーズン最初に勝つピッチャーが開幕投手だそうです。
この試合の翌日、ナゴヤ球場で大野投手に会ったという中村さん。「代えて欲しそうな顔してたな」と言ったらニヤッと笑っていたとか。
中村さんは「9回まで投げさせずに途中で代えてもよかった」との意見。
中村「年齢的にも完投や完封にこだわりはないと思うし、1年間通して投げてもらわないといけないのでね」
加藤「最後、疲れなのか、ヤバい感じはあったんですが、そこから取り戻す力はすごいですよね」
中村さん曰く、大野投手自身は9回までは投げるつもりはなかったのではないかと推測。
投球数100球ちょっとで5~6回まで、取られて1~2点ぐらいの気持ちだったのではないかと言います。
中村「あそこまでいくと彼の男気というか血が騒ぐんでしょうね。やる男ですよ」
サノーの好プレー
加藤がこの試合で注目したのは3回表、一塁を守っていたサノー選手の守備。
ノーアウト、ランナー二塁。一塁ゴロを迷うことなく三塁へ送球して二塁走者をアウトにしました。
加藤「あんまり見ないプレーです」
中村「まさか投げるとは思わなかった」
中村さんがこのプレーを解説。ピッチャーより一塁側に飛んだ打球は進塁打の形になるので、塁上の走者をアウトにすることは普通は諦めるそうです。
この時はノーアウト二塁で、バントも警戒したちょっと前に来た守備隊形。
そのポジショニングが良かったことと、セカンドランナーも投げてこないだろうと油断していたことが功を奏したと言います。
中村「あれは良いプレーというより良い判断でしたね」
先発とリリーフ
リスナーの質問にも答えました。
「現役時代、先発とリリーフでは意識して配球を変えていましたか?それとも大きくは変えずにリードしていましたか?」(Aさん)
中村「先発ピッチャーはゲームに入るまで時間もあるので、攻め方を話し合って青写真を作ってよーいドンしてました」
中継ぎは、その日の調子の良いボールを本人に言わせていたそうです。
たまに言ってくれないピッチャーもいたそうで、ということは、その日何もいいボールがないわけです。
中村「ピッチャーにプレッシャーをかけるわけじゃないけど、キャッチャーとしてその日の情報を頭に入れて配球しました」
中継ぎ炎上の理由
「シーズンまだ始まったばかりとは言え、ドラゴンズのリリーフ陣、何か今ヘン」(Bさん)
前日までの試合で勝ったのは大野投手、柳裕也投手だけ。
それも両投手ともひとりで投げ抜いての勝利。つまりリリーフを投入した試合は全敗と指摘。
「出て来る中継ぎ投手は次から次へと大炎上。これどうなってるんでしょうか?」(Bさん)
中村「聞きたいですね」
のんきなひと言の後に、松山晋也投手が開幕に間に合わなかったことが中継ぎ陣の負担になったと推測。
7日に松山投手とジェイソン・ボスラー選手の一軍昇格が決まりました。
ちょい早は危険
松山投手について、もう一試合ぐらい二軍で投げてからの予定が、チーム事情でそうもいかないのでは?と推測する中村さん。
中村「すぐ投げるかはわかんないですけど、僕は『ちょい早』かなと思います」
加藤「となると、今回崩れたメンバー、例えば齋藤(綱記)投手、(アルベルト・)アブレウさんも全て『ちょい早』?」
中村「ちょい早だと思います」
齋藤投手は左肩コンディション不良で復帰後の登板に炎上。アブレウ投手は開幕戦ぎっくり腰で大炎上しました。
中村「選手のコンディションはわかんないですけど、結果見ると『ちょい早』だと思います」
「松山投手の復帰で、投手陣は落ち着いてくる」と話す中村さんでした。
(尾関)
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