大谷翔平選手の無茶ぶりから誕生!侍ジャパン「お茶点て」パフォーマンス
野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が3月5日に開幕。日本が入るプールCではオーストラリア対台湾、韓国対チェコ戦が行なわれ、日本は6日に山本由伸投手の先発で初戦を迎えました。5日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、パーソナリティの永岡歩アナウンサーが、侍ジャパンの新たなパフォーマンスが決まるまでの経緯を紹介しました。
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前回の2023年大会では、ラーズ・ヌートバー選手の「ペッパーミル」パフォーマンスでチームが一致団結し、日本中が盛り上がりました。今大会でも新たなパフォーマンスが登場しています。
考案したのは北山亘基投手(北海道日本ハムファイターズ)で、名付けて「お茶点てパフォーマンス」。左手を茶碗に見立て、右手でかき混ぜるようにお茶を点てる仕草です。
このパフォーマンスが生まれたきっかけは、大谷翔平選手のひと言でした。
永岡「若手とコミュニケーションを取る一環で。すごすぎるから、大谷さん。なかなか話しかけられへん。むしろ大谷さんがぐっときて、『おう北山さ、ちょっと考えてよ。みんなが盛り上がるの。寝ずに考えておいて』みたいな、そういうノリを言ったと」
大谷選手ほどの存在になると、若手からはなかなか話しかけにくいもの。自ら距離を縮め、若手とのコミュニケーションにつなげました。
「試合より緊張した」
大役を任された北山投手は「試合より緊張した」と明かしました。大谷選手から直接依頼されたプレッシャーは相当なものだったようです。
永岡「だから世界一を決める時も、緊張感なくいけるかもしれないよね。いったんお茶点ての合格をもらってるから。この緊張を突破できたわけだから、さすがプロスポーツ選手ですね」
お茶点てパフォーマンスの「合格」をもらった安心感が、マウンドでの自信にもつながるかもしれません。
実は、このパフォーマンスは一度で完成したわけではありません。最初に披露されたのは3月2日のオリックスとの強化試合前のこと。もともとは、左手の茶碗を右手で2度回してから飲む、茶道の作法を再現した「結構なお点前で」というジェスチャーでした。
永岡「いまひとつ浸透せず(笑)。ダメだったんですよね」
その夜の食事会場で大谷選手らと相談し、現在の「お茶を点てる」形に改良されたそうです。
「点てる」に込めた願い
お茶をモチーフにした理由には、日本の伝統文化を取り入れたいという思いに加え、大谷選手が飲料メーカー伊藤園の「お~いお茶」のCMに出演し、世界的にお茶のイメージが定着していることもあるようです。
加えて「お茶を点てる」の「点」には、「点を取る」という意味も込められていることから、世界大会にふさわしいパフォーマンスとなりました。
WBCの熱戦とともに、お茶点てパフォーマンスがどこまで広がるのかにも注目が集まりそうです。
(minto)
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