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衆院選後の投票用紙はどう処分する?

衆院選後の投票用紙はどう処分する?

投票用紙にはプラスチックが配合されている上、一度に大量に使用されます。環境への影響が大きそうですが、どのような方法で処分されているのでしょうか?2月18日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが投票用紙の処分法について解説します。

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大量の投票用紙のゆくえ

先日(2月8日)の衆院選に関して、リスナーの方からこんな投稿が。

「ふと思いましたが、用済みになった投票用紙はリサイクルですか?可燃ごみですか?プラスチックが配合されているとか、聞いたことがあるけど」(Aさん)

つボイ「『あの大量の投票用紙は、その後どうなるんだろう?』ということに興味があるようですね」

小高「すごい量でしょうし。いくら終わった後だからといって、おいそれと捨てられませんよね。どうやって処理しているか、気になります」

実は投票用紙もこの頃はリサイクルが進んでいるようです。
特定非営利法人「選挙管理システム研究会」が自治体から依頼を受け、リサイクル活動をしていると小高。

つボイ「選挙管理システム研究会って言うんですか」

選挙管理委員会が行う選挙を公正中立な立場で支援する活動をしている「選挙管理システム研究会」。
投開票の現場の困りごとを探り、解決法を研究しているそうです。

折り曲げても開く「ユポ紙」

では、投票用紙に「プラスチックが配合されている」とは、一体どういうことでしょうか?

ここで二人が話題に挙げたのは「ユポ紙」。
1969年に誕生した「ユポ紙」は、ユポ・コーポレーションが開発した合成紙のこと。
1986年から投票用紙として販売が開始されて以来、全国に普及しました。

小高「ユポ紙はプラスチックとしてリサイクルしています」
つボイ「あれ、プラスチックで出来ていますから」

折り曲げても開く「ユポ紙」で鶴を折ることができるのか、一時話題になりました。
二つ折りにしても投票箱の中で勝手に開くため、集計時間の短縮につながったのだそうです。
「ユポ紙」の登場によって、投票用紙を開く手間が省け、複数の選挙を同日に行えるようになったと小高が解説します。

小高「開票結果もすぐ出ますよね。即日開票できるようになったんです」

任期が終わるまで保管後に焼却

また、投票用紙はすぐに廃棄されるわけではありません。
実は選挙後、それぞれの自治体で厳重に保管されるそうです。

つボイ「投票用紙というのは、選挙が終わっても重要な資料であるわけですもんね」

得票数が僅差の場合や、訴訟などの際に数え直して再点検ができるように、投票用紙は選出された議員の任期が終わるまで保存しておくそうです。
任期は衆議院なら4年、参議院なら6年になります。

小高「任期が終わるまで。結構長く保管するんだね。すぐには捨てないんですね」

つボイ「1億枚規模の量が使われますから。大変な量ですね」

不特定多数の人が候補者の名前を書く投票用紙。
近年は「選挙管理システム研究会」にリサイクルを申し込む団体も増えていますが、プライバシーの保護の観点から、投票用紙の多くは焼却処分されているそうです。

小高「あの量ですからね」

国の行く末を決定づける投票用紙に凝らされていた、知られざる工夫の数々。
一票の重みを改めて考え、大事に投じたいものです。
(nachtm)
 

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