中日OB・中村武志が「ズッコケ大作戦失敗」での収穫を語る

韓国プロ野球チームの起亜タイガースでコーチを務める、元中日ドラゴンズの中村武志さんが6月30日放送の『ドラ魂キング』に電話で出演。リスナーからのリアクションが多く寄せられた、広島東洋カープとの2戦目でのある場面について、佐藤楠大アナウンサーと加藤里奈とともに話題にします。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く残念な交流戦明け
先週、石伊雄太捕手の強肩にどんな名前を付けるかが話題になりましたが、その時「来週考えてきます」と言っていた中村さん。
中村「本当は広島戦3連勝すると思ったんですよ。3タテしたら真面目に考えようと思ったんですよ。でも1勝2敗だったから名前考えるのやめました」
非常に身勝手な理由で、石伊捕手の強肩の名前は先送りになりました。
交流戦明け・カープとの3連戦について振り返ることに。
2戦目がカギ
リスナーのおたよりでも多かったのが2戦目の最後について。
1対2、9回裏2アウトで一、三塁。一塁ランナーの上林誠知選手が転んで相手の動揺を誘う間に、三塁ランナー尾田剛樹選手がホームスチールを狙いに行きアウトになった場面です。
ある記事では「ズッコケ大作戦失敗」と言われるような内容でした。
リスナーの中には、相手のミス前提の作戦は如何なものか?という意見もありました。
中村「成功しなかったから、なんじゃこりゃってなるんですけど、作戦の中ではアリだと思うんですよ」
良かった点
中村「事を起こさない方がもっと駄目だと思うので。これは今後活きてくると思います。そう思いましょう」
佐藤「チャレンジしたことを糧にしてってことですね」
前向きな中村さん。リスナーからもこんなおたよりが寄せられました。
「今回の件は結果的に失敗したものの、かなりの効果があったプレーだと思っています。
松葉(貴大)投手が『相手の嫌がる野球を心掛けている』と話していましたが、その通りだと思いました」(Aさん)
今回のプレーにより、相手側には、ドラゴンズは何か仕掛けて来る可能性があるという考えを浸透させることができたといいます。
「また、ドラゴンズの選手には、今後も仕掛けていく可能性があるという意識を植えつけることができたと思います」(Aさん)
ポジティブ・シンキング
中村「プロ野球はトーナメントじゃないので、相手にどれだけ考えさせるかなんですよ」
相手に警戒心を持たせると、バッテリー間でもミスが起きることがあるんだとか。
中村「今回失敗したのは残念ですけど、相手に、中日は何をやってくるかわかんないと思わせるにはプラス材料だと僕は思います。現状、いい戦いしてると思いますよ」
ポジティブに捉えている中村さん。
中村「監督が策を選んでいるので、応援しなくてどうするの?」
なぜかネガティブ
「金丸(夢斗)投手が中6日解禁。明日2日の予告先発は金丸投手になっていますが、中6日解禁に関してはどうお考えでしょうか?」(Bさん)
中村「勝つとか負けるより、期待が持てる選手を使うべきだと僕は思います。わくわくドキドキするような選手を使うのがやっぱりイイと思います」
ざっくりとしたポジティブな意見。怪我の心配について聞くと。
中村「怪我は運だと思うので。そんなこと心配してたら本人もチームもファンも納得しないですよ。金丸投手はどんどん行きましょう」
こちらもざっくりとしたポジティブな答えでした。しかし今週の6連戦の勝敗予想になると…。
中村「ありきたりですけど3勝3敗でお願いします。やっぱり2勝4敗にします」
加藤里奈と佐藤楠大は4勝2敗と予想しました。果たして結果は?
(尾関)
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