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藤井聡太7冠、棋聖戦6連覇!賞金の5,000万円はどう使う?

藤井聡太7冠、棋聖戦6連覇!賞金の5,000万円はどう使う?

6月30日に行なわれたヒューリック杯第96期棋聖戦で、藤井聡太七冠が杉本和陽六段に勝って6連覇を達成しました。通算タイトル獲得数は30期にもおよび、まさに破竹の勢いです。7月1日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが賞金の「5,000万円」について話題にしました。

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賞金は驚きの5,000万

きっかけはリスナーからの投稿でした。

「藤井聡太七冠、おめでとうございます!棋聖6連覇、通算タイトル30期。素晴らしい事です。今後も記録更新されるよう頑張って欲しいです」(Aさん)

数々の功績が目を引きますが、もっと目を引く数字がこちら。

「藤井聡太七冠、おめでとう!勝って5,000万円を獲得しているのがすごい」(Bさん)

小高「勝ち続けてずっと連覇しているのがすごいんだよ、本当はね(笑)」

とはいえやはり「5,000万円」という賞金金額のインパクトは大きく、つボイもかなり関心がある様子。

つボイ「連覇ももちろんすごいけど、普通は皆さん体動かして日々生活費稼いでるわけですよ。でも藤井さんはこの一局だけで5,000万円」

小高「いや、でも背負ってるものは重いよ」

通常の労働とは土俵が違うので同じベクトルで考えるのはナンセンスですが、つボイの気持ちはわかるような気がします。

対局中、脳裏をよぎる5,000万

つボイの語りは止まりません。

つボイ「年収だとしても十分だよ。1年かかって5,000万の人でもすごいのに」

昨今の日本人の平均年収は400万~500万程度だと言われています。その10倍の金額を一局で、と思うと本当にすごい世界です。

小高「藤井さんの何がすごいって、これで勝ったら5,000万手に入るわけでしょ?私たちだったら、もうひと指しひと指しに5,000万円がチラついてチラついて雑念だらけになっちゃう(笑)」

つボイ「この一手で40万!これで80万!って(笑)」

賞金を受け取った後の会見で藤井七冠は「金額は意識しないが、来期もしっかり取り組みたい」と7連覇に向けての意欲を示していたようです。

小高「一切お金のこと考えてないわけですよ。それがすごい」

使い道は…

そしてBさんの投稿はこう続いていました。

「でも忙しいでしょうから、使う時間がないでしょう。何かのタイミングで『これ、忙しいくて使えないから』とくれないでしょうか」(Bさん)

つボイ「くれへんよ(笑)」

賞金の使い道について藤井七冠は、『今の時点では具体的に考えていないが、両親に何かプレゼントしたい』と笑顔で語ったのだとか。22歳の青年らしい、親孝行したいという気持ちが非常に微笑ましいです。

小高「プレゼントかぁ。何にしよ、何がいいかな。新しい冷蔵庫とか?」

もし自分が貰えるなら…とワクワクして想像を膨らませる小高。

小高「藤井さんが家に帰ってきたら、冷蔵庫とか車とかいろんなパンフレットがドーンと置いてあったらどうする?(笑)」

税金はかかる

「5,000万円」という金額に夢が膨らむ一方で、こんな現実的な話も。

「これらの賞金は後でしっかり課税されて、仮に高額所得者としての税率が適用されれば住民税なども含めておよそ半分近くが税金として差し引かれることになります。つまり手元に残るのは実質2,500万くらいです」(Cさん)

小高「2,500万でも、全然車のパンフレットいけるよ」

賞金がまるっと手元に残るわけではないようですが、それでもな金額です。
そして藤井七冠の次の対局は、愛知県小牧市で行われる第66期王位戦。

つボイ「ここが偉いところ。僕らだったら5,000万貰ったら『もうええわ!』ってなってしまいそうなもの。5,000万円貰ってもまだやるのが偉い」

小高「王位戦はいくら…?」

つボイ「こんな雑念に駆られててはイカンの!(笑)」

記念すべき連覇の素晴らしいニュースでしたが、対局の内容や解説などには一切触れなかったつボイと小高でした。
(吉村)
 

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