中年男性は耳が痛い?「シニア毛」問題

耳毛や鼻毛、眉毛などで妙に長くなって濃くなる毛が1本だけ生えていると、それは加齢のサイン。マイナビニュースでは、このような毛のことを「シニア毛」と称して報じています。8月21日放送『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、60代男性でこの話題のターゲットである北野誠と、加藤由香アナウンサーがトークを展開しました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くなぜ毛が1本だけ伸びて目立つ?
リゼクリニックの調査では、男性の6割以上が「40歳を過ぎてから眉や鼻、耳の毛が伸びやすくなった」と回答。
「耳毛が出ていたら教えてほしい」と答えた人は84.3%に上った反面、「友人の耳毛が出ていることを指摘できない」と答えた人は56.3%。
50代では60.4%と、自分では気になるものの、なかなか他人のシニア毛は指摘しづらいという実態が浮かび上がったとのことです。
耳毛などは長く伸びて抜けにくいのはなぜなのでしょうか?
マイナビニュースの記事では、その理由を「毛周期が長くなるため」と解説しています。
毛は本来、一定の長さになると抜け落ちるのですが、毛根にある毛乳頭周辺の毛母細胞が加齢に伴って衰えることで生え変わる周期が長くなり、生え替わらない毛が抜けにくくなるのだそうです。
鼻毛が「下がった」?
また、中年男性の鼻毛が見えやすくなっているのは、実はこのシニア毛以外にも原因があるそうです。
加齢によって鼻の中の皮膚がたるむことで、毛が下がって見えやすくなるとのこと。
次々と明るみになるシニア毛の原因を聞いていた北野は「もう言わんといて!」とボヤキ。
歳をとると顔だけではなく、あちこちたるんでくるのはやむを得ません。
さらに眉毛が長くなるのみならず白くなると、加齢を感じるもの。
拡大鏡を持っている北野は、他人から見られているよりも実際に白い眉毛が多いことを自覚。
「何もかもが嫌になりますよ」と、自分で買っておきながら拡大鏡を割りたくなると語ります。
画質向上は困る
拡大鏡で見ているから加齢をより感じてしまうだけで、他人はそこまで加齢が進んでいるとは感じていないと思われます。
しかし「それは見ている側の視力も悪くなっているから」と語り、加藤も「ぼんやり見えている方が幸せですね」と同調。
加藤「テレビのニュースが4Kとか8Kで画質が良くなっていくじゃないですか。最初ハイビジョンになる時に私、ハイビジョンのテストをさせられたんですよ。
カメラマンから『由香ちゃん、あんまり見た目とか気にしないから1回、ハイビジョンになる時に映りがどう変わるか見てもらっていい?
当時まだ30歳ぐらいでそう気にしてなかったけど、『ええっ!今まで見えてた世界と違う、これは幸せなことかな?』って、その時も思いました」
後に画質向上に対応したメイクも出てくるようになりましたが、「昔のぼんやり見えるブラウン管のほうが良かった」「人を映すならソフトフォーカスをかけてほしい」と力説するふたりでした。
(岡本)
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