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ジャーナリストが解説!首位争いのドジャース対パドレス

ジャーナリストが解説!首位争いのドジャース対パドレス

ナショナルリーグ西地区で首位を争うロサンゼルス・ドジャースとサンディエゴ・パドレスが6月10日から、パドレスの本拠地であるサンディエゴで今シーズン初めて対戦をしています。ドジャースは投手の故障に苦しむも打線が好調で首位。一方パドレスは打線が不安定なものの投手陣が強く、ドジャースとわずか1ゲーム差の2位です。同日の『CBCラジオ #プラス!』では、この注目の対決をスポーツジャーナリストの生島淳さんが解説しました。聞き手は光山雄一朗アナウンサーです。

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本当はパドレスの方が強かった?

注目の対決となるドジャース対パドレス。
歴史的に見るとナショナルリーグ西地区はドジャースの天下ですが、パドレスが戦力を強化し、ここ数年で激しいライバル関係になりました。

昨年のワイルドカードプレーオフで対戦した際には、パドレスが先に2勝1敗で王手をかけましたが、そこからドジャースが盛り返しシリーズをものにし、ワールドシリーズ優勝。 

しかし生島さんは仲間の記者らとこの話題になると「本当はパドレスの方が強かったね」と言い合うそうです。
流れをなんとか引き寄せて逆転したドジャースがそのまま駆け上がりましたが、「パドレスの方が戦力は充実していた」と生島さん。

サンディエゴでの3連戦の後、来週にはドジャースタジアムで4試合。さらに8月にそれぞれの本拠地で3試合ずつプレーし、合計13試合が行なわれます。
これまで直接対決がなかっただけに、ここからの対戦が地区優勝を争ううえでは非常に重要です。

生島さんはどっちが勝つと思う?

注目の首位争い、生島さんはパドレスが有利と見ています。

ドジャースの打線には大谷翔平選手という看板バッターがいますが、パドレスにもフェルナンド・タティス・ジュニア選手やマニー・マチャド選手などのビックネームが並んでいます。
「打線は五分ではないか」と生島さんは語りました。

一方投手陣で見ると、ドジャースは佐々木朗希投手をはじめ、次々に故障者リスト入りしているので苦しい台所事情です。
パドレスは先発陣が上手く回っていますが、打線はまだ火を吹いていないとのこと。ここから打線が上がるのではと見ています。

直接対決では打線は五分、投手陣はパドレスの優位になるか。注目したいところです。

もしドジャースが負け越したら

今週からの3試合と来週からの4試合でパドレスが勝ち越した場合、生島さんはドジャースがトレードの交渉を本格化させていくのではないかと予想しました。

光山「パドレスに負け越してとなると、『もうこれはいかんな』ということで一気に動きが加速する可能性もあるということですか」

メジャーでは選手の動きは活発。またドジャースとしては去年ワールドチャンピオンとしての誇りもあります。

またドジャースにとってパドレスとの3試合と4試合の間に対戦するサンフランシスコ・ジャイアンツもニューヨーク時代からのライバル関係。

6月10日時点でドジャースが39勝27敗、パドレスが37勝27敗でわずか1ゲーム差ですが、38勝28敗でサンフライスコ・ジャイアンツもつけています。
この3チームがナショナルリーグ西地区で優勝を争うことになりそうです。

生島「このパドレスとジャイアンツとの連戦で、ドジャースの本当の実力が僕はあぶり出されると思います」
(ランチョンマット先輩)
 

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