映画館で尿意を我慢!ちょろちょろの結末に絶句

尿意が限界に達したときの静かな焦り。自由に出入りしづらい映画館という特別な空間は、多くの人が密かに戦いを繰り広げる場所です。5月2日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』には、映画鑑賞中に尿意を必死で我慢した体験談が寄せられました。この悲喜劇に、つボイノリオと小高直子アナウンサーが大いに共感しました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く映画館での限界体験
「娘と一緒に訪れた映画館に足を踏み入れた瞬間、マニアックな空気を感じた」というリスナーの投稿です。
「『これはエンディングロールが終わるまで、微動だにしてはいけないんだ』ととっさに悟りました」(Aさん)
上映が進む中、Aさんをさらに追い詰める事態がやってきます。
「そんな時に尿意が襲ってくるんです。今まで生きてきた中で最大の我慢をして、上映のあと、走りたい気持ちをぐっと抑えて、こぼれないようにそーっとトイレに行き、放尿しました」(Aさん)
ところが、想像していたような解放感はなかったようです。
膀胱vs脳のブロック
「さぞ勢いよく出るかと思ったんですが、実際はただ、ちょろ…ちょろちょろ…ちょろっと。ひたすらちょろちょろ出続けるんです。
我慢の限界を超えると膀胱は縮む力を失うんです。まあ驚きました。娘には『よくぞ終了まで我慢した、空気を壊さなかった』と褒められました」(Aさん)
Aさんのこの解釈に、つボイが自らの見解を述べます。
つボイ「そうじゃなくて、『ここはしたらいいか』というブロックする命令が、なかなかすぐ解かれへんのです。そのブロックはね、自在に解けへんというのが、こういうことです」
「もう、していいよ」と命令しても、その“ブロック”はなかなか外れてくれません。
つボイ「まだブロックがガーっと!『ちょろちょろ…してええの?』『してええって!はよせえや!』いうことですね」
緊張状態から解放された身体は、すぐには思い通りに動いてくれないようです。
感動のラストより気になったトイレ
そして小高も、やはり映画館で尿意と戦った経験があるようです。
小高「ものすごくしたくてしたくて、『あともうちょっとだから。ラストが見えてきてる』って我慢してた時に、ラストシーンで主人公の女の子が博物館で友達と一緒にわーっと見てるシーンだわ。
友達が『ちょっと私トイレに行ってくる』って。『うらやましー!』と思ったことあります(笑)。『そんなシーン、ラストに持ってこんといて!』」
つボイ「たぶん監督の意図するところやろな。『完璧に作ったけど、どこかクレームを与えるようなシーン作ったろ。最後にこれ、持ってこよう』って」
小高「ひとりになった主人公が感動のラストシーンを迎えるというシーンだったんだけど、私はトイレに行った友達の方に心が行ってしまいました」
ラストシーンの感動よりもトイレへの羨望が勝ってしまうという、思わぬ展開になってしまったそうです。
映画館でのトイレ我慢という、誰もが一度は経験したことのある困った状況。笑いと共感が交差する日常の小さな"悲劇"でした。
(minto)
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