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高木麻早、佐々木幸男が1970年代「コッキーポップ」を振り返る

高木麻早、佐々木幸男が1970年代「コッキーポップ」を振り返る

シンガーソングライターの高木麻早さんと佐々木幸男さんが。10月26日放送のCBCラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。伝説の深夜ラジオ番組「コッキーポップ」(ニッポン放送)の話題から、名古屋で初開催されるコッキーポップコンサートの話まで、小堀勝啓が尋ねます。

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今も健在

12月に名古屋で開催される「コッキーポップコンサート2025」に出演するシンガーソングライターの高木麻早さんと佐々木幸男さん。

小堀「いま高木麻早さんの大ヒット曲『ひとりぼっちの部屋』が流れていました。麻早さんは語尾が可愛いんですよ」

高木「可愛い時もありましたね(笑)」

「ひとりぼっちの部屋」は1973年の高木さんのデビュー曲。当時の愛称は「キューピットのささやき」でした。

小堀「佐々木幸男さんは変わらずスラっとして太らないですね」

佐々木「ずっと太りたいと思ってきましたがダメでしたね」

小堀「周りはみんな痩せたいと思う人ばっかり。久しぶりに会うと太って誰だかわかんない人もいっぱいいます(笑)」

1970年代にデビューしたふたり。当時と変わらないようです。

懐かしのコッキー

「コッキーポップ」は1971年から1986年に放送されていたラジオ番組で、名古屋ではCBCラジオで放送されていました。提供はヤマハ、制作協力はヤマハ音楽振興会。ヤマハポピュラーソングコンテスト(通称ポプコン)と連動した番組でした。

楽曲をフルコーラス流すという方針でもありました。

小堀「MCの大石吾朗さんの名調子で始まる。新しい若者の歌を届け続けて、たくさんのヒット曲が生まれました」

1977年から5年間はテレビ版のコッキーポップもありました。

夜の帰宅は匂いを嗅ぐ

そのコッキーポップに所縁の皆さんが出演するコンサートがコッキーポップコンサート。名古屋での開催は初めてとなります。

佐々木「もうちょっと西の方に行ってみたというのが僕らも夢でもあったし。もっともっと行きたいな…。どこまで行くんだって(笑)」

佐々木さんは現在、北海道の札幌在住。最近は熊が出るそうです。

佐々木「僕なんか山際に住んでるんで、夜遅く帰ると匂い嗅ぎながら家に入りますね。熊がそばにいるとすごい獣臭がするらしいんです」

小堀「そんな話をしに来たわけじゃない(笑)」

メディアとの距離が縮んだ

高木「私もアマチュア時代に聴いてましたもん」

佐々木さんは1977年に「君は風」でデビュー。アマチュアの頃は高木さんの歌をコッキーポップで聴いていたとか。

高木「その後、自分の歌が流れたら流石にびっくりしましたね。『ああ、そういうことなんだ』って思いました」

小堀「昔は一般の人とテレビ・ラジオとは距離のあるものだったのが、あの時代から俺も出れるかもしれない。そういう時代になっていったんですよね」

佐々木「若い人の夢を実現させてくれるイベント、コンサート、コンテストでしたよね」

年1~2回行なわれるポプコンでは、グランプリ優勝するとレコードデビューができました。

よく間違えられた

佐々木「あのイベントっていうか流れはいきなり売れちゃうから、今にして思えば誰もコントロールできなかったんじゃないかな」

小堀「このポップス、フォークのムーブメントは、今までの日本の芸能界と違って、下積みを知らないで済む時代だったですもんね」

佐々木「ある意味、いいとこ取りみたいな感じがあったんじゃないかなあ。俺らも本当にポッと出だったし」

芸能界の歌手の皆さんは煌びやかな衣装を着ている中、フォーク・ポップスの皆さんはジーンズとTシャツ。マネージャーと間違われていた人もいたんだとか。佐々木さんもそのひとり。

佐々木「あまりにもメリハリがなくて、どっちがどっちかわかんなくて『失礼しました』って、よく言われた(笑)」

一味違うコンサート

12月に名古屋で行なわれる「コッキーポップコンサート2025」。
出演が佐々木幸男さん、高木麻早さん、水鏡のすずき一平さん、ふきのとうの細坪基佳さん、雅夢の三浦和人さん、NSPの平賀和人さん。司会は大石吾朗さん。

小堀「司会の大石吾朗さんも、爽やかな青年に渋みが加わってイイ感じのイケオジになってきました」

佐々木「いつ見てもカッコいいですよね」

コンサート当日は客席で一緒に歌う人もいるとか。

佐々木「あの場の雰囲気は来てもらうとわかるけども、普段のコンサートとだいぶ違いますね」

高木「幕開いた瞬間に本当にひとつになります。是非いらしていただきたいです」

小堀「僕と佐々木さんは同い歳。どのくらい歌詞を覚えているか認知症のテストにもなります(笑)。いつまでも楽しく笑って暮らせるように、皆さん、このコンサートにもどうぞ」

コッキーポップを懐かしいと思う方も知らない方も、一度、体験してみては? 
(尾関)
 

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