今注目『食』『脳トレ』『運動』の若返り情報…専門家に学ぶ!ゲンキに若返りスペシャル

2024年1月7日(日)放送 【第588回】
今注目『食』『脳トレ』『運動』の若返り情報…専門家に学ぶ!ゲンキに若返りスペシャル

サマリーSummary

ゲスト:山田たかお
ドクター:食品医学研究所 所長 医学博士 平柳要
ドクター:慶應義塾大学 環境情報学部 教授 加藤貴昭
ドクター:ブレインケアクリニック 名誉院長 医学博士 今野裕之
ドクター:東海大学 健康学部 健康マネジメント学科 教授 有賀誠司
新年最初となる今回のテーマは、「笑う門には健康長寿 ゲンキに若返りSP」。4人の専門家が今注目する『食』『脳トレ』『運動』の若返り情報を教えてもらいました。

身近な健康問題とその改善法を、様々なテーマで紹介する番組『健康カプセル!ゲンキの時間』。
メインMCに石丸幹二さん、サブMCは坂下千里子さんです。
ドクターは、
食品医学研究所 所長 医学博士 平柳要先生
慶應義塾大学 環境情報学部 教授 加藤貴昭先生
ブレインケアクリニック 名誉院長 医学博士 今野裕之先生
東海大学 健康学部 健康マネジメント学科 教授 有賀誠司先生
の4名です。

今回のテーマは「〜笑う門には健康長寿〜ゲンキに若返りスペシャル」

新年最初となる今回のテーマは、「笑う門には健康長寿 ゲンキに若返りSP」。4人の専門家が今注目する『食』『脳トレ』『運動』の若返り情報を教えてもらいました。

『食』〜冬野菜で動脈硬化予防・美肌〜

CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』

<今が旬のスペシャル野菜「大根」>
先生オススメの野菜は、大根。実は、大根の辛さが若返り効果の最大ポイント。大根の辛味成分である「イソチオシアネート」には、抗菌作用・動脈硬化の予防・がん抑制の効果が期待できるのだとか。さらに大根はビタミンやミネラルも豊富で、老化や免疫低下を抑制したり、肌を若々しくしてくれたりする効果も期待できるそうです。

<農家さん直伝大根レシピ(1)干し大根のステーキ>
干し大根のステーキは、天日干しした大根の両面を焼いて醤油で味付けしたもの。大根を天日干しする事によって「スクロース」という甘味成分が増えると、コラーゲンの主要成分である「プロリン」というアミノ酸が増えて美容効果が期待できるそうです。そして、干し大根のステーキの上に大根おろしを乗せて食べると、若返り効果がさらにアップ!大根の辛味成分「イソチオシアネート」は、すりおろす事でより多く発生するのだとか。ただし、「イソチオシアネート」は揮発性があり15分で半減するそう。そのため、食べる直前にすりおろすのがオススメだそうです。

<農家さん直伝大根レシピ(2)大根の葉っぱと根っこの炊き込みご飯>
材料は大根と葉っぱ、油揚げ。お酒 みりん 醤油 顆粒だしで味付けしているそうです。大根の葉っぱは、ビタミンACEが多く含まれているので老化の抑制・美肌につながるのだとか。また、炊き込みご飯に油揚げのほかに鶏肉などのタンパク質入れるとビタミンACEの吸収率をアップしてくれるそうです。

『脳』〜eスポーツで認知機能UP〜

CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』

<eスポーツとは?>
eスポーツとは、ゲームを使った対戦をスポーツ競技にしたもの。世界規模で人気となっており、アジア版のオリンピックと言われる「アジア大会」では正式種目にもなっています。先生によると、eスポーツは認知機能の向上が期待できるため、シニアにオススメだそうです。

<ゲームが脳にもたらす効果とは?>
ゲームをすると、目の前の大事な物に注目して探索・先読みする「視覚探索機能」が向上していく事が考えられるそうです。さらに、複数の事を同時に処理する能力「注意分配機能」のアップも期待できるのだとか。これら2つの機能が鍛えられると、周りの障害物に注意を向ける事ができ、事故や転倒防止につながるそうです。また、「視覚探索機能」は前頭葉・頭頂葉・側頭葉、「注意分配機能」は前頭葉が主に関係しているので、ゲームをする事で脳が広い範囲で刺激され、結果的に認知症の予防につながる可能性も考えられるそうです。

<楽しく!簡単トレーニング>
家にゲームがない場合も、自宅で楽しくトレーニングする方法があるそうです。例えば、「ストループ」は、赤と書かれた緑色の文字や青と書かれた黄色の文字など、指定された文字の漢字ではなく色を読み上げるというもの。他にも、間違い探しやカルタなども、認知機能アップにつながるのでオススメだそうです。

『運動』〜卓球で足腰強化〜

<卓球がもたらす健康効果(1)姿勢支持力を養う>
先生によると、1つ目の注目ポイントは姿勢。卓球では常に低い前傾姿勢が求められます。この時に、太ももの大腿四頭筋、お尻の大殿筋、お腹周りの体幹が使われるので、「姿勢支持力」を養う事ができるそうです。姿勢支持力とは、体を一定の状態に保つ能力の事。これが衰えると、物の持ち運びなどの日常動作が不自由になる可能性があるそうです。

<卓球がもたらす健康効果(2)俊敏性を養う>
卓球における2つ目の注目ポイントは俊敏性。筋肉には、短時間で力を発揮する『速筋線維』と、長い時間粘り強く力を発揮する『遅筋線維』があります。太ももの筋肉は、70代になると、半分以下まで落ちると言われており、減少した筋肉の多くの割合が「速筋線維」。衰えを放っておくと、転びそうになった時、とっさに踏ん張ることができずケガのリスクも高くなってしまうのだとか。卓球の素早い動きの中では、その「速筋線維」を鍛える事ができるそうです。

(2024年1月7日(日)放送 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)

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