ナガシマジャンボ海水プールの秘密!大波は1枚の鉄板で起こしていた!?家族でお出かけしたい夏スポットに完全密着!(前編)

爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は、家族でお出かけしたい夏スポットに完全密着!愛知・岐阜・三重の夏の風物詩の裏側を徹底取材します!
開園前から1000人以上が待機!?ナガシマのプール開きに密着!

三重・桑名市の東海地方最大の遊園地「ナガシマスパーランド」内にある「ナガシマジャンボ海水プール」は、世界最大級のウォーターパラダイス。プールの敷地面積は、バンテリンドーム約1.5個分です。
番組は2025年7月12日のプール開きに密着しました。この夏をプールでスタートしようと、浮き輪やレジャーシートを持ったお客さんが続々とやって来ます。初日の開園前に集まったお客さんの数は、なんと1000人以上。
午前9時21分、予定より9分早く開門。前売り券を買っていないお客さんは、チケット売り場に走ります。グループホテルの宿泊客は約10分前に入場可能です。
愛知・弥富市から来た中学生5人組が楽しみにしていたのは「UFOスライダー」。全長15mのチューブを滑走し、直径約8mのUFOのようなレーンをぐるぐると滑って、最後はプールの中へ落下!
体を一直線にした姿勢で、無心で挑むことが、たくさん回るコツなんだとか。多い人だと、6周もするそうです。中学生のみんなの目標は、4周すること。しかし、誰も4周できず。後でまた挑戦することに。
愛知・豊明市から来た小学2年の少年は「トルネードスライダー」に初挑戦。高さ約25m、全長160m~245m(コースにより異なる)で、1人乗りも2人乗りもできるので、カップルにも人気です。ボートは大きく揺れて、最後はプールに飛び出します。
幼稚園の年長さんだった2年前は、身長が120cm未満だったため、トルネードスライダーには乗れなかったそう。今日は3年越しのリベンジです。お父さんと一緒に楽しみました。
午前10時10分。食券を買う家族を発見。お昼時になると、食券を買うだけで15分以上並ぶこともあるそうで、早めに購入するのがオススメとのこと。
名古屋から一緒にやって来た二家族は、「サーフヒルスライダー」で対決。長さ110mのレーンをマットに乗って一気に滑り降ります。
大波は鉄板で起こしていた?人気プールの秘密に迫る!

10種類あるプールの中で一番人気は「サーフィンプール(大波プール)」。30分に1回、音楽に合わせて大量の水をダイナミックに乱れ撃つ「ミュージックスプラッシュ」が行われます。2025年は新たにAdoとYOASOBIの曲が追加されました。
最大の特徴は、30分に1回海のような大きい波を打ち出す「大波タイム」。水深1.6mのプールに大波が起こると、大人でも足がつかなくなります。
大波タイムは、サーフィンプールの真ん中のエリアで行われ、奥の壁の隙間から波が送り出されています。特別に裏側を見せてもらうと、「造波機」と呼ばれる約7.5mの大きな鉄板1枚で水を押し出すことで、大波を作っていました。
ナガシマ大好きの70代夫婦が向かったのは「フリーフォールスライダー」。最大傾斜が60度のスライダーを、高さ約23mから体一つで滑り降ります。最高速度は時速60㎞にも。2人はこの日2回目のフリーフォールだったそうです。
90分待ちの行列ができていたのは、2024年に登場した人気No.1スライダーの「メガアビス」。最大傾斜48度の斜面を一気に急降下。奥の巨大な穴に吸い込まれるまで、何度も左右にふられる、約140mのコースはスリルと興奮の連続です。
滋賀県から来たという男の子4人が挑戦。別のスライダーには体重制限があり、4人で乗ることができなかったとのこと。メガアビスには1人当たりの体重制限がないので、この日初めて4人揃って同じスライダーを楽しみました。
8月の徹夜おどりまで待てない!初日から大盛り上がりの郡上おどり

岐阜・郡上市で行われる「郡上おどり」は、7月から初旬(2025年は9月6日)まで30夜以上続く“日本一長い盆踊り”。江戸時代から400年以上の伝統を誇る岐阜の夏の風物詩で、2022年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。特にお盆には、夜8時から翌朝5時まで踊り続ける「徹夜おどり」が有名で、2025年は8月13日~16日に開催します。
番組は、7月12日の郡上おどり開幕初日に密着しました。開幕は午後8時ですが、午後2時頃には各所の駐車場はすでに満車!さらに、大型観光バスも到着します。
郡上おどりに欠かせない下駄を販売している岸山履物店によると「お盆の4日間が一番忙しいが、その次は初日の『発祥祭』と最後の閉幕の時」とのこと。
初日から、多くの人で通りが溢れかえります。中には、ウィークリーマンションを借りて毎日参加するという埼玉在住の方も!愛知・清須市で郡上おどりの練習会をやっているという男性は、中型免許を取得し、マイクロバスを購入。みんなを乗せてきたのだとか。毎日参加できるように、郡上市内に家も購入したそうです!
初日の参加者は1万2000人以上!品よく踊って免許状をゲット!

開幕1時間前。会場近くには、開幕初日にしか見られない「屋形引き」の人だかりが。発祥祭の先頭を務める「郡上おどり保存会」の踊り手たちが、綱で引く人と、後ろから押す人に別れて屋形を移動させています。約1時間かけて、人力で450m離れた会場まで運ぶ、開幕前の特別なパレードです。
午後7時50分。屋形は開幕10分前に会場の「郡上八幡旧庁舎記念館前」に到着。すると、屋形を中心に人が集まります。初日の参加者は、1万2000人以上!午後8時。山川弘保市長の開幕宣言で、2025年の郡上おどりが始まりました。
郡上おどりの魅力は”踊り”!実は、郡上おどりには、全部で10種類の踊りがあります。最初と最後にかかる曲は決まっていて、生歌生演奏に合わせて代表的な7曲を踊り続けます。1曲の終わりに、ランダムで次の曲が発表されるそうです。
午後9時。踊っている人に、白い浴衣を着た審査員の男性が声をかけ、木札のようなものを渡しています。日替わりの審査曲を忠実に“品よく”踊れた人には、名前入りの免許状が発行されるのだとか。
中には、大胆な高速ステップを踏む集団も。8月の徹夜おどりは、朝までノンストップで高速で踊るのだとか。
CBCテレビ『デララバ』2025年7月23日放送より
番組紹介

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