20年以上口を聞かない兄弟、そのきっかけが衝撃的

『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)の木曜日に放送されているコーナーが、「大人電話相談室」。仕事や恋愛、人生や人間関係など、大人ならではの悩みを電話で打ち明け、パーソナリティの北野誠がズバリ回答しています。10月16日の放送では、2歳上の兄と20年以上話をしていないというアラフォー男性が登場しました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く突然の再会にショック!
今回の相談者Aさんは独身で、兄のBさんは既婚者です。
ただし20年以上口を聞いておらず、10年前に結婚した際に「おめでとう」と言ったぐらいの仲。
なぜそれほどまでに仲が悪くなったのでしょうか?
そのきっかけとなった事件があったそうです。
Aさんが中学3年の時に付き合っていた彼女がいましたが、1年ほど付き合って別れてしまいました。
しかしその半年後、なんとBさんの部屋から出てきた下着姿の元カノと偶然出くわすことに!
その時は元カノから「ひさしぶり~」と言われ、Aさんは驚いて「おお」としか言えず、自分の部屋に戻ったとのこと。
そこからお互いに話しづらくなったようです。
急に仲が悪くなった兄弟に対し、両親は特に介入はしませんでしたが、後にAさんが実家に帰るとお父さんから「俺が兄貴に愛情を注がず、平等に愛さなかったから申し訳ない」と、まったく関係ない理由で謝られてしまったそうです。
今までのことを謝るべき?
Bさんはその元カノとは別の女性と結婚し、今は2児の父親。
実家にも帰ってくるそうですが、両親は気を遣ってAさんとは別の日に帰るように調整しているそうです。
Aさんとしては、両親の今後のことも考えて最低限話せるぐらいにはなっておきたいと思っていて、Bさんの妻からも兄弟の現状を見て「このままでいいの?」とは言われているとのこと。
ここで北野は「Bさんが実家に帰る時を逆に狙って会った方がいいが、今までのことを謝る必要はない」と諭します。
北野「この年月で、今さら謝るとか謝らないとかいう問題じゃなくなってんねん。だから不意に帰って『あけましておめでとう』ぐらいから始まる方がええと思う」
兄弟2人きりよりも、むしろBさんの妻も交えた方が良いと北野。
義理のお姉さんが自然な空気感を作ってくれるのではないかとアドバイスします。
話すきっかけを作るには
話をするきっかけとして、正月などに実家で会うというのがいいと北野。
北野「甥っ子姪っ子にお年玉を渡す感じの体で。また両親が日をずらしたらややこしいから、『お兄ちゃんはいつ来んの?』って聞いてその日を狙って、パッと帰って。
『あけましておめでとうございます』て普通に言うて、甥っ子と姪っ子を紹介してもらって、お年玉を渡してちょっとメシを食って帰ったらそれでええんちゃうん?
流れ者が急に来て戻っていった、それぐらいの感じでええと思う」
泊まりなどとなるとまた大げさになり、2人だけになると何を話していいのかわからないという問題も起こり得ます。
そこで、人が集まるお正月などのイベントの時に2時間ぐらいいて、さっと帰るのが良いとアドバイスしました。
(岡本)
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