東日本大震災から15年。CBCの元アナウンサーで、現在は経理部に籍を置いている防災士の伊藤敦基さんが、1月11日放送のCBCラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演。宮城県名取市内で毎年開催される3.11追悼セレモニーについて話しました。未だ影響あり伊藤さんはアナウンサー時代、東日本大震災の取材をきっかけに年に何度も現地を訪れています。現在は経理部所属。防災士でもあります。小堀「敦基さんはずっと向こうに行って、繋がりもできて。1年ごとに番組でも話していただいてますが、去年もぱっと思うだけでもカムチャツカ沖の地震がありました」伊藤「未だに東日本大震災の影響と言われるような地震が起きてますもんね。青森県東方沖地震もそうです。2025年、2026年の間でも2回津波警報が出てるんですね」即、避難しなかった理由2025年12月8日、23時15分頃に発生した青森県東方沖地震では北海道太平洋沿岸中部から岩手県にかけて津波警報が出されました。小堀「家でニュース見てたら、あの地方の皆さんは大騒ぎになってるのかな?と思いましたが」伊藤「聞いてみると意外と冷静で、避難所にそこまで人が殺到したわけではないっておっしゃるんですよ」青森県東方沖地震は夜中に発生しましたが、停電が起きず、情報がしっかり入って来たことで、どういう行動をしたらいいかの判断ができたそうです。伊藤「避難所に殺到しなかったとだけ聞くと気が緩んじゃってるのかな?と心配もあるんですが、逆に言うと情報で冷静に判断されたんだと思います」危険な正常化バイアス伊藤さんの話によると、情報をもとに冷静な判断をした人ばかりではなかったそうです。15年という月日で記憶が風化している面もあったんだとか。中には「大丈夫。私らが生きているうちはもう来ないよ」と言う方もいたそうです。小堀「震災を体験した皆さんの中でも、15年で昔話になってる部分もあるんですね」伊藤「正常化バイアスがかかっちゃってる方も中にはいるみたいなんです」だからこそ毎年行なわれる3.11追悼セレモニーです。忘れないために津波の甚大な被害を受けた宮城県名取市内では、毎年3.11追悼セレモニーが開催されているそうです。名取市閖上地区を襲った津波の高さと同じ高さのモニュメントがあり、その周りにメッセージを書いた文字や絵を灯篭にして並べるんだとか。伊藤さんは、そこで飾る灯篭作りのための絵や文字を募集する活動をしています。伊藤「東北の被災者に向けてのメッセージももちろんあるんですが、最近は全国各地の被災地へのメッセージが増えてきたそうです。例えば能登がそうですよね」紙一枚からの支援伊藤「忘れてませんよっていうことを現地の人に伝えて欲しいんですね。紙一枚からできる被災地支援だと思って参加していただければと思います」B5版のサイズの四方1センチの余白を空けた中に絵や文字を書けばいいそうです。四方1センチを空けるのはこの部分が灯篭を作る時ののりしろになるため。伊藤「いい事言わないととか、上手く描かないといけないなと思うかもしれませんけど大丈夫です。日が暮れて、ボーッと灯篭で照らされるとどんな字も絵も上手く見えるんですよ」とにかく思いのたけを書けばOK。夜の灯篭は幻想的な雰囲気を醸し出すそうです。送ってみよう伊藤「何より気持ちが伝わります。どんなものでも結構ですのでお送りください」2月末に絵灯篭の作成作業に入るので、それまでに届けばいいそうです。封筒には何枚入りか明記してあると助かるとのことです。(送り先)〒981-1224宮城県名取市増田字北谷11番地パナソニック仙台工場内名取復興プロジェクト絵灯篭係伊藤「最低、郵便番号とパナソニック仙台工場。これ書くとちゃんと届きますから」詳しくは「なとり復興プロジェクト」「パナソニック追悼絵灯篭」などで検索してみてください。小堀「相変わらずの良い声と活舌の良さで、しっかり情報が伝わりました」伊藤「お恥ずかしい」元CBCアナウンサー、今は経理部で防災士でもある伊藤さん、また3月にも現地に行くそうです。(尾関)