TBS系朝の情報番組『THE TIME,』の中継コーナーに、CBCテレビの若狭敬一アナウンサーが登場。名古屋市内で「都会でできる滝行」を自ら体験して紹介しました。

若狭アナが訪れたのは、守山区の倶利加羅（くりから）不動寺。ご本尊は大日如来の化身と言われる倶利加羅不動明王です。「こちらは都会にあるにも関わらず、ある修業ができるということで、全国から多くの人が集まっています」と若狭アナが紹介したのは、本堂の右奥にある「不動心の滝」。倶利加羅不動寺では僧侶が行う滝行を体験することができます。

住職の森下瑞堂さんは、この道に入る前は、名古屋の放送局でカメラマンをしていたという珍しい経歴の持ち主。今日は自前のENGカメラを持参して、若狭アナの滝行を撮影します。「住職カメラ」が若狭アナを映すと、いつの間にかバスタオル1枚を腰に巻いた状態です。手際が良いのは当然で、若狭アナがこのお寺で滝行をするのは初めてではなく、「私は毎年秋に中日ドラゴンズのドラフト成功祈願の滝行をしています。今日でトータル7回目です！」と準備万端です。

若狭アナは「それでは滝に打たれる前に、キッチリと願いを口にしたいと思います。分かっていますよ！今日は名古屋のローカル放送ではなく、全国ネットの朝の情報番組ですから、それを念頭に置いた願いをしたいと思います」と前置きした後、「中日ドラゴンズのドラフト成功とクライマックスシリーズ進出を祈願したいと思います！」と高らかに宣言。スタジオから「変わってない！」と突っ込みが入りますが、「人には譲れないものがあります！」と滝の方へ進みます。

住職はカメラを肩に載せたまま、読経を開始。厳かに般若心経が唱えられる中、若狭アナは、滝に向かって二礼、二拍、一礼。「女性は右足から、男性は左足から入ります」と解説した後、「でやあっ！」と気合を入れて滝の中へ。たちまち全身に激しく水が降りかかります。地下水を利用した滝の水温は年間を通して約17度。「ああっ！冷たい！」と弱音も出ましたが、若狭アナは両手を合わせ、「もちろん『THE TIME,』の益々の発展と、視聴者の皆さんの健康とご多幸を祈願いたします！」と、さらなる願いを叫びました。

滝行を終えた若狭アナは、ずぶ濡れで震えながら「程よきところで引き取ってください！」とスタジオに呼び掛けます。スタジオから「眼鏡をかけていて平気ですか？」と質問されると、「大丈夫です、レンズを抜いていますから！視界を遮られることもないので、滝行にはレンズ抜きがオススメです！」と達成感に満ちた表情で、トレードマークの眼鏡をアピールしました。

（8月31日（水）放送TBS系『THE TIME,』より）