初対面の女性の前で空気清浄機が反応、「汚いおじさん」認定の悲劇
心を傷つけるのは、たいてい人の何気ないひと言です。ところが、今回リスナーAさんに容赦のない判定を突きつけたのは、人ではなく一台の家電でした。7月22日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』、この日のテーマは「傷つきました」。北野誠と松岡亜矢子が、リスナーから寄せられたエピソードをもとに語り合いました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く30センチ横の判定機
「先日、新規のお客さんの事務所に見積もりを持ってお邪魔しました。仕入れを担当している女性に案内され、狭いオフィスのソファーに向かい合って座りました」(Aさん)
初対面の相手との商談です。あまりにも狭い応接室で、Aさんのすぐ横30センチほどのところにプラズマクラスター搭載の空気清浄機が置いてありました。
「私がソファに座った途端、緑のランプがオレンジ色に変化し、清浄機のファンも少しパワーを上げ、ブーンと静かな応接室に響きました。そうです。私のまとった汚れた空気をプラズマクラスターが検知したんです」(Aさん)
商談が始まる前の、しかも至近距離での出来事。向かいに座る女性の目が、ちらっとオレンジ色のランプを見たのがわかったといいます。
「初対面のこの女性に、きっと私は“汚いおじさん”認定をされたんです」(Aさん)
毎日突きつけられる警告
このタイプの空気清浄機は、実はAさんにとって見慣れたものです。自宅のリビングにも、通っているジムの更衣室にもあります。
「私は毎日サッカーのイエローカードのようにオレンジランプを突きつけられています。毎日のことなんでわかってるんです。わかってはいるんですが、おじさんの心はちょっとずつ削られて傷ついていきます」(Aさん)
わかっていても、慣れることはありません。しかも夏はこれからが本番です。
「これから汗をたくさんかく時期で、おじさんの体からはいろいろなものが漂います。オレンジランプはきっと容赦なく私に警告してくるでしょう。プラズマクラスターが進化すればするほど、おじ様の悲しみも増していくと思います」(Aさん)
Aさんの嘆きは、進化し続ける技術そのものに向けられていました。
家電と会話する北野
松岡「いやでも普通に仕事場でそれだったら、私だったら『気まずいな』って思ってしまいます」
作動するタイミングが悪すぎる、今じゃない。空気清浄機に向かってそう言いたくなるといいます。商談相手の目の前という状況を思えば、Aさんに同情せずにはいられません。
一方の北野も、ホテルで同じ経験をしていました。空気清浄機の電源を入れた瞬間、緑からオレンジに変わってブーッと動き出すというのです。
北野「時々しゃべりかけます。『汚いか?俺がそんなに臭うのか』と(笑)」
松岡「ついに家電と会話するようになった」
北野「家電の気持ちわかるんでね。わかるんじゃなくて、プラズマクラスターがわかる」
オレンジのランプは、今日も誰かの心を静かに削っているかもしれません。
(minto)
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