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厳しい指導はかえって逆効果!令和で変わったスポーツ指導のあり方

厳しい指導はかえって逆効果!令和で変わったスポーツ指導のあり方

大手スポーツ用品メーカーのミズノ主催の少年野球大会で、選手の失敗を怒鳴る指導者に警告カードを出す独自ルールが注目を集めています。こどもの野球離れの原因になっている監督やコーチによる威圧的な指導を防ぎ、選手がのびのびプレイできる環境をめざす取り組み。9月10日放送『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)ではベースボール専門メディア『Full-Count』の記事を基に、変わりゆくスポーツ指導の方法について、北野誠と加藤由香アナウンサーが話題にします。

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厳しく当たるのは負の連鎖?

今年で開催5年目を迎えた「ミズノベースボールドリームカップ」。
大会のコンセプトは「ミスを怒らず、みんなで助け合う」で、指導者の怒声や罵声を禁止し、不適切な言動があれば笛と「みんなで助け合おう」と書かれたメッセージカードで警告。

逆にナイスプレイに対しては別のカードも出るとのこと。
監督らは試合前にアンガーマネジメント講習を受け、こども同士の声かけや褒める指導を工夫し、怒ってはいけないだけではなく、選手たちが楽しめるルールも独自に導入しているそうです。

北野「虐待を受けたこどもは、大きくなってこどもができたら虐待することがある」

これは医学的にも言われていて、負の連鎖とも言えます。そして「スポーツの分野でも似たようなことが起こっている」と続けます。

北野「昔の大学の体育会系なんか1年生の時、ボロクソじゃないですか。2年生もボロクソ、『俺はあんなに先輩に理不尽なことを言われて、こんなこと絶対に3年生の時にやらんとこう』と思ったら、3年生になるとやるんですよね。

なんでかっていうたら、自分がめちゃくちゃされたことを美化して、『俺はもっとひどいことに耐えてきた、だからお前らも耐えられるはずや』っていうわけのわからん論理につながる」
 

野球人口が減っている一因か

参加した監督からは「つい声を荒げたくなる場面で冷静になることを学んだ」という意見がある一方で、「ミスは自分の指導不足ととらえ、怒りが湧かなくなった」という意見も。

北野は「ミスは誰でもするんですよ」と指摘し、指導不足と選手のミスは別物で、後で反省すれば良いだけの話と続けます。

ただし、野球の分野では高校野球の影響からか、まだまだ厳しい指導が根強く残っているイメージはあります。

誰もがプロ野球選手やメジャーリーガーを目指しているわけではなく、中には野球が好きで楽しんでやりたいというこどももいます。
にもかかわらず、リトルリーグや高校野球で厳しい指導が続けば、野球人口はますます減る可能性があります。

勝利至上主義からの脱却

「ミズノベースボールドリームカップ」では、勝利至上主義から育成主義へ変わることも掲げています。

北野はスポーツをしている人たちに向けて、こう語っています。

北野「戦ったらどちらかが負けるのが大前提」

「努力が足りないから負ける」と言われても、両方のチームともものすごく努力したとしても、必ずどちらかが負けるものです。
あれだけたくさんの高校が出場し、レベルの高いプレイを見せている甲子園でも、まったく負けないチームは1チームしかありません。

北野はあらためて「この大会の取り組みはいいことだと思う」とまとめました。
(岡本)
 

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