CBC佐藤楠大アナ、SHISHAMOの解散ライブで受け取った2つの思い
次世代の人気アナを目指す若手アナウンサーたちがしのぎを削る、のびのびトーク番組CBCラジオ『アナののびしろ』。7月18日の放送で佐藤楠大アナウンサーが語ったのは、解散を迎えた大好きなバンド・SHISHAMOのファイナルライブ。3ヶ月前から休みを取って駆けつけた会場で、“2つの思い”を受け取りました。
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SHISHAMOは、神奈川県川崎市で結成された3ピースのガールズロックバンドです。代表曲は「明日も」。
佐藤は高校時代からのファンで、この番組でボーカルの宮崎朝子さんにインタビューをしたこともあります。
高校から大学、社会人になった今まで、佐藤の歩みにはいつもSHISHAMOがいました。
そんなSHISHAMOのファイナルライブ「SHISHAMO THE FINAL!!! ~Thanks for everything~」に、佐藤は参戦しました。ファイナル、つまり解散ライブです。
入社以来、休みの申請をあまりしてこなかった佐藤ですが、このライブだけは絶対に外せません。3ヶ月も前から、6月13日(土)だけはなんとか休みたいと願い出て、会場の等々力陸上競技場へ向かいました。
最高のライブ
この会場では、過去に台風とコロナで2度もライブが中止になっています。さらに、ドラムの吉川美冴貴さんが2025年の途中から体調不良で活動を休止していました。つまり、完全体ではありません。
「これが最後なのか」という不安を抱えて迎えた当日でしたが、最高のライブになりました。
この日、佐藤は大きく2つのものを受け取ります。「解散はやっぱり寂しい」という思いと、「初心を忘れちゃいけない」という気づきです。
呼ばれない「社会人」
1つ目の「寂しさ」を感じたのは、SHISHAMOのライブでおなじみのコールアンドレスポンスでした。
宮崎さんが「男子!」と呼べば男性ファンが、「女子!」と呼べば女性ファンがレスをする、定番のやり取りです。
大学生、専門学生と区分けは細かく、佐藤のような社会人は一番最後で、なかなか呼ばれません。
「あ、俺もうここで手を挙げないんだ。そうだよな、社会人だもん」
高校2年の時に出会い、ずっと追いかけてきたバンドの終わりを、このコールアンドレスポンスで実感した佐藤。本来なら盛り上がる場面で、ひとりこの思いをかみしめていました。
まさかのダブルアンコール
2つ目の「初心」につながるのは、ライブの終盤でした。
アンコールが終わったかに見えた会場に照明がパッと点き、宮崎さんとベースの松岡彩さんが再び登場。ダブルアンコールです。
ここでなんと、活動を休止していたドラムの吉川さんが復帰。3人がそろって代表曲「明日も」を披露したのです。
「私は泣きましたよ。わーようやく3人の姿を見られた。佐藤史上、一番きれいな涙。一筋の涙がスーッて流れてきた」
働き詰めの平日を歌った歌詞が、社会人になった佐藤の胸に深く迫りました。
演奏中、競技場のビジョンには、ドラムの吉川さん目線でとらえた2人のメンバーと、その奥の観客の姿がずっと映っていました。
「最後にこの景色を見せてくれたっていうのは、ずっとこの景色でやってきたんだぜ、本当にありがとうっていうのを我々に伝えたかったんじゃないかなって思って」
忘れちゃいけない初心
3曲演奏したダブルアンコールの最後を飾ったのは、デビューアルバムの1曲目で、吉川さんが作曲した「僕に彼女ができたんだ」でした。
彼女ができた喜びを誰かに自慢したいけれど、まだ言えずにいる、そんな初々しい気持ちを歌った曲です。
「正直言えば、ライブの最後に持ってくる?っていうような曲なんですよ。でも違うんです」
この曲で始まり、この曲で終わる。3人はそう決めていたのではないかと佐藤は考えました。
その構成に、最初の気持ちを忘れずに走り抜けてきた感謝が込められているように思えたのです。
4年目の自分に重ねて
そして佐藤は、この一連の流れを自分自身に重ね合わせます。
誰かの代打で仕事を任され、そこで少しずつ信頼と成果を勝ち取っていく。MCやロケのコーナー、インタビューなど、挑戦させてもらえる機会が広がっていく入社4年目。
だからこそ佐藤は、SHISHAMOのライブを通して強く胸に刻みました。
「一番最初に見た景色を、感じたことを、そのときの感謝を、最後まで忘れちゃいけないんだぜっていうのを強く感じたと思います。おそらく、SHISHAMOが伝えたかったこと、伝わったと思ってます」
(minto)
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