地球温暖化と台風の発生との関係は?
先日、沖縄に大きな被害をもたらした台風9号「バービー」。中国では220万人以上が避難する事態になりました。近年、地球温暖化が進んでいますが、台風の発生と関係はあるのでしょうか?7月15日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが今年の台風や、温暖化との関係について解説します。
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台風の発生が多いこの夏。6月までにすでに8個発生し、現在は11号まで確認されています。
7月8日の日経新聞によると、民間の予測では今年の発生数が28個とみられています。
ちなみに、例年の平均値は25.1個となっています。
小高「例年より多くなるかもって感じですね」
つボイ「個数の方もビックリですけれども。被害の方も大きい『スーパー台風』という言葉も出てきているようですね」
「スーパー台風」とは、非常に発達した台風のこと。
米軍合同台風警報センターが分類する基準によると、地表付近の1分間の風速が「毎秒67メートル以上」という最も強いカテゴリに分類されます。
日本の気象庁が発表する「猛烈な台風」に相当するか、それよりも強い台風となります。
台風9号「バービー」による被害
「毎秒67メートル」と聞いてもピンときませんが、どれくらいの強さになるのでしょうか?
つボイ「毎秒67メートルというのは、時速にすると241.2キロ!新幹線くらい。そんな速さの風。外にいたらエライことになります」
小高「外にいたらそんな風が吹いてくるってことでしょ?」
7月11日に沖縄に接近した台風9号「バービー」。最盛期に「スーパー台風」になりました。
沖縄に近づいたときには勢力が弱まり、「スーパー」ではなくなったそうですが、それでも強い台風だったため、大きな被害をもたらしました。
沖縄では2万7千戸以上が停電。12人が転倒などで怪我をしました。
宮古島では道路標識が折れたり、樹木がなぎ倒されて道路を塞ぐなどの被害が報告されています。
その後、台風9号は沖縄を通り過ぎて、中国に上陸。
220万人以上が避難する事態となり、道路の冠水や落石、木が倒れるなどの被害があったようです。
つボイ「大変なことだったですよね」
強い台風の接近が今後増える可能性も
その後、温帯低気圧になってすっかり収まるのかと思えば、東北地方や北海道では大雨の予報が出されています(15日現在)。
つボイ「これも地球温暖化の影響であろうと」
小高「どうなんでしょうかね」
地球温暖化と台風の個数の関係は未だ不確定ですが、温暖化が進むと非常に強い台風が発生する確率が高まるという予測があるようです。
また、昔に比べて台風がピークを迎える緯度が高くなっているという予測から、そうした台風が日本に近づいているという分析もあるそうです。
だとすると、今後は台風の勢力が大きいまま、日本に近づくことが増えることが予想されます。
つボイ「台風は予測ができる災害なので、しっかり備えて被害を小さくしたいと思いますね」
楽しい夏休みが近づいていますが、災害への備えは大切だと戒める小高でした。
(nachtm)
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