世界的クリエイター・きくおを支えてきた人たち
6月14日放送のCBCラジオ『RADIO MIKU』では、5月2日に横浜市で行われたアートイベント『Project Circles ミクたちとの共振』の番組ステージ「RADIO MIKU Presents ボカロは宇宙だ!~創作宇宙とU.F.O.の遭遇」の模様を紹介しました。(画像は会場イメージです)この日は、世界的にファンを広げているボカロPのきくおさんが登壇したパートをオンエアしました。
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きくおさんは自身の曲の作詞・作曲のみならず、DJも行うなど、多彩なクリエイター。
代表曲『愛して愛して愛して』は2024年11月1日15時51分、YouTube上で史上4曲目、また初音ミクオリジナル曲としては初となる1億回再生を達成するなど、世界各国にコアなファンが多く、ワールドツアーも開催しています。
イベントタイトルにちなんで手に「U.F.O.」(カップ焼きそば)に持って現れたきくおさんに加え、「初音ミクの生みの親」として知られるクリプトン・フューチャー・メディアの佐々木渉さんがステージに登場します。
開発者としてミクを愛し続けられるか
『Project Circles ミクたちとの共振』において、きくおさんはプラネタリアにおける360度MVの他、Zeepでもライブイベントを敢行。
きくお「今日は発言に気を付けていきたいと思います(笑)」
清水「そもそも佐々木さんはきくおさんのサウンドに惚れ込んでいた?」
佐々木「最初にきくおさんが話題になっていた頃は、まだミクちゃんのかわいい曲が多くてその中に『すごいのが出てきたぞ』ってもう衝撃で。あ、こんな個性的な人も出てくるんだって。これからこういう流れが来るのかもって思いながら聴いていました」
さらに「サイケデリックな初音ミクがたくさん出てきたら、果たして開発者として初音ミクを愛し続けられるだろうか。でもハマっていった」と明かし、会場が爆笑する一幕も。
もっと自由にやっていいんだよ
きくお「いやぁ、佐々木さんがいろいろ自分のことを褒めてくださって、こういう場だからいいことを言ってくれてるんじゃないかと思ってて(笑)」
佐々木さんはNHKへの出演、高校の音楽の教科書への掲載など、きくおさんのサポートをしていたとのこと。
佐々木「クリエイターさんで、きくおさんのサウンドが好きな方すごく多くて、このテイスト…ちょっとヤバめの曲もありますけど、そういうのを許容していく中で、クリエイターさんたちに『もっと自由にやっていいんだよ』ときくおさんが言ってるみたいな」
この『Project Circles』では、キャラクター中心でもあり、さらに個性的なクリエイターにフォーカスしたイベントや展示が特徴。企画が芽生えたのは、2012年にきくおさんと出会ったことがきっかけだったと明かします。
清水「佐々木さんが仰ったみたいに、初音ミクのこういう使い方もできるんだとか、かわいくて幼い声、だけどどこか母のような包み込む温かさもある声も出せて。
で、こういった世界観で曲を作れるんだということは、いま自分が抱えているグチャグチャした思いとか、ちょっと黒い感情も、初音ミクならどんな感情にも寄り添ってくれて、どんな歌声にも挑戦してくれる。クリエイターにとってパートナーのような存在」
その後も、きくおさんの楽曲の魅力について、産業技術総合研究所上級首席研究員の後藤真孝さんやクリプトン・フューチャー・メディア代表の伊藤博之さんを交え、興味深いトークが繰り広げられました。
(葉月智世)
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