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4戦連続ドローのち2連勝!ようやく上昇気流の兆しが見えてきたグランパス

4戦連続ドローのち2連勝!ようやく上昇気流の兆しが見えてきたグランパス

ついにリーグ戦も前半19試合が終了し、6月1日時点で勝ち点23の14位の名古屋グランパス。5月31日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、城所あゆねが18節の試合を振り返りました。

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逆転勝ちで反撃ののろし

5月24日、ホーム豊田スタジアムで行われたJ1第18節・浦和レッズ戦は、2-1で勝利。

前半は何度もレッズ側ゴールに迫るも、ゴールを奪えないまま0-0で折り返します。試合が動いたのは後半でした。後半6分、レッズに左サイドからクロスをあげられ、MF渡邊凌磨選手にヘディングで決められ、先制を許します。

城所「そこから追いかける展開になったグランパスは何度も決定機を作るんですが、なかなかゴールが奪えず。後半36分、ゴール前に詰めていたDF原輝綺選手がペナルティエリア内で倒されてPK獲得、それをMF稲垣祥選手が冷静に決めました」

これで試合は1-1の振出しに戻ります。その後、勢いに乗ったグランパスは後半アディショナルタイムにFW永井謙佑選手がゴールし、逆転に成功。試合はそのまま終了しました。

この試合トータルでグランパスが放ったシュート(枠外含む)はスタッツによると30本。一般的には7・8本、多くても20本弱が平均的ですが、いかにグランパスがシュートを打ち続けたかを物語る数字です。ちなみに枠内は7本でした。

宿敵に勝つと嬉しさ倍増

この試合を「何よりも応援していて楽しかった」と振り返る城所。

城所「対戦相手がレッズということもあって『レッズには負けたくない』っていう思いがあるんですよね。だからこそ逆転勝利はうれしかった。何より稲垣選手のPKの時の集中力もね、素晴らしいなと」

4試合ぶりの勝利、何よりもオフサイドが多数出てなかなか決まらなかったことは課題ですが、それでも30本シュートを放ち続けた攻撃陣と選手たちの頑張りは称えたいとのこと。

もう少し決定力が上がるよう、シュート特訓はしてもらいたいところではありますが、それ以上に久々の勝利に気持ちは高揚した様子。

前半戦は14位で終了

「劇的勝利が嬉しくてメールしました。チャンスは作るものの、ネットを揺らす(ゴールが決まる)機会が少なかったですが…。
最後は永井選手の勝ち越し、こんな試合を観て興奮が収まりません」(Aさん)

城所「そう!脳汁ドバドバ案件の試合だった(笑)」

そして31日、ホーム豊田スタジアムで開催されたJ1第19節・アルビレックス新潟戦。
試合結果を城所が電話レポートを寄せました。

城所「3-0で勝ちました!複数得点、無失点、これで5月は負けなしです!ようやくグランパスのサッカーの形が見えて来たなと思いました。
ただ、ここまで来るのに時間がかかり過ぎた印象ですが、いい流れが来ているのでもっと上位に食い込んでいけるような試合を期待したいですね」

この試合で、シーズンの半分19試合が終わりグランパスは6月1日時点で勝ち点23の14位。首位は勝ち点40の鹿島アントラーズですが、上位との勝ち点差は未だに大きなものとなっています。

6月1日~10日までの移籍市場で、グランパスからは1日にDF宮大樹選手がレンタルでJ2コンサドーレ札幌へ期限付き移籍が発表されました。
今後も嬉しいニュースが入って来ることを期待したいです。
(葉月智世)
 

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