「好き」だけじゃ決められない!年の差婚で直面する“現実”と、幸せを掴むための「女の覚悟」
年上の相手を選んでも、年下の相手を選んでも、迷いがつきまとう「年の差婚」。将来の介護や金銭面、関係性のバランスなど、女性が向き合う現実は想像以上にシビアなものです。
条件だけでは割り切れない想いと、現実の間で揺れる心。
その先で選び取る「年の差婚」には、女性たちのタフな覚悟と本音が隠されていました。
年上・年下「どちらを選んでも迷う」年の差婚という選択
「隣の女性」のリアルな本音を伝え、「今」を生きる女性たちを応援したい――。
そんな思いからCBCテレビが立ち上げたのが、「me:tone編集部」です。今回は、婚活業界で長く現場を見続けてきたブライダルサロンbouquetの佐藤香織さんに、年の差婚を選んだ女性のリアルな本音について伺いました。
婚活の現場では、同年代婚が増える一方で、あえて10歳近い年の差がある相手を選ぶ女性たちもいます。
me:tone編集部:「年の差婚は、上を選んでも下を選んでも、女性側にはそれぞれ考えるべきポイントがありますか?」
例えば、年上の男性を選べば、将来的に相手や親の介護、ライフスタイルのズレなど、少し先の現実を具体的に見据える必要があります。一方で年下の男性であれば、自分がリードする場面が増えたり、経済的なバランスに悩んだりすることもあるでしょう。
佐藤さん:「まさに同じ悩みを持っていた会員様がいらっしゃいました。」
40歳の女性会員は当初、「清潔感があって経済力もあり、価値観が合えば年上でもいい」と考えていたそうです。しかし、実際に年齢差のある男性との将来を具体的にイメージしたとき、「自分が支える側になるかもしれない」という現実が浮かび、気持ちが揺れました。相手の親世代のことまで視野に入れると、簡単には踏み出せないという迷いもあったといいます。
佐藤さん:「その方は、女性の揺れ動く正直な気持ちをお話ししてくださいました。時間をかけて丁寧に考えた結果、『とても素敵な人だけれど、申し訳ないですが彼との結婚は諦めます』と交際終了されました。」
頭では理解していても、心がついていかない。年の差婚は、条件だけでは測れない“感情の揺れ”と向き合う選択でもあるのです。
年齢差による影響を整理すると、以下のような現実が見えてきます。
年上のパートナーを選ぶ場合
・メリット: 精神的な余裕、経済的な安定、経験に基づいた包容力。
・デメリット: 健康不安や親の介護が早く訪れる可能性。生活リズムの差。
年下のパートナーを選ぶ場合
・メリット: 新しい刺激、活発なエネルギー、長期的な安心感。
・デメリット: 価値観やジェネレーションギャップ、経済的なリードが必要な場合も。

最後に決めるのは“女性の覚悟”という現実
me:tone編集部:「どちらを選んでも課題があるのなら、最終的には女性次第ということでしょうか?」
佐藤さん:「そうですね。女性の『タフさ』が問われるかもしれません」
婚活の場では、男性が「素敵な人だな」と初対面の「直感」で相手を判断することがある一方で、女性はより現実的に、将来の課題を一つひとつ整理しながら慎重に判断する傾向があるといいます。
佐藤さん:「タフというか、『女性の覚悟』といえるかもしれませんね」
me:tone編集部:「確かに、生活に直結する現実的な課題に向き合うのは女性側であることが多いですから」

もちろん、すべての不安が的中するわけではありません。それでも「もしそうなったら」と想像してしまうのが女性のリアルな視点です。
「この人なら大丈夫」と思えるか。そして、自分自身がその未来を受け入れられるか。相手と向き合う中で、「一緒に乗り越えていけるかもしれない」と思える瞬間の積み重ねが、やがて覚悟へと変わっていくのです。

10年後もうまくいく「年の差婚」の秘訣
もし、年の差がある相手を好きになったとき、末永く幸せでいるためのポイントはあるのでしょうか?
佐藤さんは、成婚していくカップルに共通する特徴を教えてくれました。
佐藤さん:「年の差があっても、慣れてくると気にならなくなるカップルが多いですね。一緒にいると居心地の良さを感じられる、そんなカップルが成婚まで至ることが多いです」
最初は気になっていた年齢差も、関係が深まるにつれて自然と薄れていくケースが多いそうです。「年の差」ではなく「その人自身」を見られるかが鍵です。
me:tone編集部:「年の差婚で10年先でもうまくいっている夫婦の秘訣を教えてもらえますか?」
佐藤さん:「婚活中から、お互いの考えを我慢せずに話し合えることが大切だと思います」
年齢差がある場合は一層、大事にしている価値観や生活リズムについて、きちんと言葉にして共有していくことが大切です。
また、佐藤さんは距離感の取り方も大切なポイントだと続けます。
佐藤さん:「親しき中にも礼儀あり。年の差があるからこそ理解できない部分もあって当然です。相手のすべてを把握しようと頑張らずに 、お互いに少しの余白を楽しむことも秘訣の一つです」
迷いや不安があるからこそ、簡単には決められない年の差婚。
今回の取材を通してme:tone編集部が感じたのは、現実を知った上でもなお「この人と一緒にいたい」と願う気持ちの尊さです。その想いを信じて一歩踏み出すことこそが、幸せにつながる「女の覚悟」なのかもしれません。

【ブライダルサロンbouquet代表 佐藤香織氏 経歴】(写真左)
日本航空グランドスタッフとして4年勤務し、20代で結婚。
夫の海外赴任によって、2年間アメリカでの生活を経験。
駐在中に第一子を出産、帰国後に第二子を出産。
2014年 名古屋市・千種駅前で、「ブライダルサロンbouquet」を開業
カウンセラー歴11年
「ベスト仲人賞」受賞(県内唯一)、IBJ AWARD®10期連続受賞、他計20回の表彰歴。
≪保有資格≫
JLCA認定婚活カウンセラー・スペシャリスト/上級心理カウンセラー/メンタル心理カウンセラー

番組紹介
働く女性のリアルな声を届けるWEBメディア『me:tone』。
名古屋を起点に、座談会や美容・キャリア・お金の話題まで、身近で共感できる情報を発信し、女性たちの「今」を応援します。
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