リアル銀河鉄道な「#イルミ列車」!?天井に美しい夜空が広がる激レア列車を探す

2024年1月26日(金)放送
リアル銀河鉄道な「#イルミ列車」!?天井に美しい夜空が広がる激レア列車を探す

息を飲むような絶景や、写真映えするグルメなど、東海エリアには、「いいね」がもらえる写真スポットが目白押し!そんなSNSでバズるスポットを「写真」だけを頼りに探し出すのが、「いいね!写真ハンター」です。CBCアナウンサー松本道弥(以下、松本アナ)が、天井にきれいな電飾が施された写真と「#イルミ列車」というハッシュタグから、同じ場所を探し出しました。

ヒントは「狭い車幅」?乗ったことのある人から確実な情報をゲット

CBCテレビ:画像『チャント!』

ルールは写真に写るスポットを探し出し、同じ写真を撮影すること。ヒントとなるのは、列車内の両側に1人席のみという、あまり見たことがない車幅の狭さです。

さっそく名古屋市の繁華街・大須周辺で聞き込みを開始。すると、この企画ではいつもゴールへのヒントをくれるカメラマンらしき人を発見。なんと男性はカメラの先生で、東海3県で頻繁に撮影しているそうです。「#イルミ列車」は見たことがないと答えるも、あるヒントが!

(男性)
「(車両の)幅が狭い電車だよね。じゃあ桑名?」

記憶はあいまいですが、三重県桑名市に車幅の狭いローカル鉄道があるとのこと。その後、およそ2時間の聞き込みをするも、ヒントが得られません。カメラの先生が言っていた桑名市に、一か八か行ってみるか悩んでいたところ、たまたま授業中の先生に再会!カメラの練習をしていた生徒さんにも、写真を見せてみました。

(女性)
「三岐鉄道かなんか」

幅が狭い電車は三重県にある「三岐鉄道」では?という大ヒントが!さらにもう一つ大ヒントを生徒さんが見つけます。

(女性)
「三重は関係ない?」

なんと写真の投稿者の名前に「mie」とついていたのです。さらに聞き込みを続行した結果、「#イルミ列車」に乗ったことのある男性から、三重県四日市市にある「あすなろう鉄道」だという情報をゲットしました。

全国に3社の線路幅!職員のアイデアから生まれた「イルミ列車」

CBCテレビ:画像『チャント!』

鉄道ファンなら誰もが知る、貴重な線路幅の電車だと聞き四日市市へ移動。あすなろう鉄道の駅へ行ってみると、写真と同じポスターを発見!見事、写真に映るスポットにたどり着くことができました。

話を聞いてみると、イルミネーションは四日市市が担当しているそう。市役所に電話して、取材許可をもらいました。

(四日市市都市計画課公共交通推進室・南川玲葉さん)
「イルミネーション列車は、2018年に市の職員アイデアで誕生。線路幅が762ミリ、新幹線のほぼ半分。全国で3社しか762ミリはない。その中のひとつが、四日市あすなろう鉄道」

線路幅がこれほど狭いのは、日本でも3社のみ。三重県の三岐鉄道もその中の一つだったため、カメラの生徒さんが「三岐鉄道では?」と予想したのです。

午後5時30分運行開始のイルミネーション列車まで、約5時間の空き時間ができたため、ここからは特別編「いいねグルメ写真ハンター!」に。いいね写真が撮れそうなグルメを聞き込みします。映えドーナツを食べに行くところだという女性三人組を発見し、同行させてもらいました。

あすなろう鉄道四日市駅から徒歩5分、2023年10月にオープンした行列店「Gimme Donuts」。地元・三重県産の小麦を使用し、注文を受けてから揚げることで、ジューシーで唯一無二のドーナツが楽しめます。

いざ乗車!夜空をイメージしたイルミネーションに感動

CBCテレビ:画像『チャント!』

おいしいグルメ写真も撮影したところで、あすなろう鉄道へ。車両の天井には、夜空をイメージした青色のイルミネーションがありました。このイルミネーションを見るためだけに乗車するお客さんも多いそう。取材した日も、写真撮影をする人がたくさんいました。

「#イルミ列車」と同じ写真を撮影するために終点まで行きます。人が降りるタイミングを狙って、撮影することに成功。

イルミネーション列車は、2024年2月14日まで運行予定です。この冬の思い出に、乗ってみてはいかがでしょうか。

CBCテレビ「チャント!」1月26日放送より

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