地元・名古屋大須のおじさんたちに翻弄されたピン芸人

名古屋市中区の繁華街・大須では、名古屋最も商店街が栄えており、毎週のようにイベントや祭りが開催されています。10月14日のCBCラジオ『酒井直斗のラジノート』では、その大須で生まれ育ったパーソナリティでピン芸人の酒井直斗が、地元のためにひと肌脱いで司会を務めたイベントを振り返ります。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く大須でまた司会をすることに
大須商店街では年間を通じて様々なイベントが開催されます。
この数年、商店街から司会等で呼ばれる機会が増えたという酒井。
酒井「数年前に大須商店街vs今池商店街で大綱引き対決をやったんです。それがほぼスタートなんですよ。
その時に司会を僕がやってめちゃくちゃ盛り上がって、以降『大須の祭りに直斗がおらんとあかんわ』ってなりまして」
常々「地元に何か貢献したい」と思っていた自分の思いが叶ったようです。
ラクダに扮したオジサンたちの運動会
ラクダが大須の街を盛り上げたという200年前の文献が見つかったそうです。
この話を基に、商店街のおじさんたちがラクダに扮した祭りの企画が持ち上がりました。
酒井「3つの競技で対決しますと。障害物競走・ラクダ綱引き・最後がラクダのフン玉入れ」
意味がわからない番組スタッフに説明し始める酒井ですが、自身も事前情報がないまま当日を迎えてしまったといいます。
酒井「前日夜まで、当日の入り時間の連絡来なかったからね。とりあえずスタート時間の1時間前でいいのかと思って連絡したら『おう、それで頼むわ』って言われたから」
酒井の説明によれば、このイベントは「おじさんたちがラクダの仮装をして運動会をする感じ」とのこと。スタッフが「どの程度までの仮装?」と聞くも「人それぞれ」という返答を受けました。
段ボールでラクダなのかロバなのかわからないような人もいれば、茶色いふわふわの着ぐるみを被った人、クオリティがそこそこ高い人など、とにかく統一感がなかったそうです。
酒井が「みんなバラバラじゃないですか」と言ったところ、おじさんたちは「それが大須のいいところだ」と返されました。
入場からすでにカオス
当日のイベントは、酒井と大須演芸場の先輩でもある女性講談師・旭堂鱗林さんが務めました。
入場の前フリは事前に決めてあったものの、そううまくいかないのが大須のおじさんたち。
酒井「始まる段階で、片方の商店街の人たちが出てくるところを間違えて。60~70人のおじさんたちが間違えたから、お客さんたちの前を堂々と移動しているわけです。
それを観たお客さんたちは、もう入場始まったのかと思って、声援とか送るでしょ?そしたらおじさんたちが気持ちよくなって、それに応えたりするわけ。だって酔っ払いみたいなもんだから。
俺は言った。『皆さん、これはおじさんたちが間違えただけなので観なかったことにしてください』って」
さらなる混乱が酒井を襲います。
酒井「入場したら挨拶する感じじゃん?でもフリーダムなおじさんたちはそのまま違う方向へ行こうとしたり、もうめちゃくちゃ。大須の街に練習というものはあり得ない」
その後も旭堂鱗林さんが自由に動き回っておじさんたちに話しかけてしまい、司会として機能するのは酒井のみで非常に苦労したとのこと。
その後の競技でも、想定外の連続で大須らしいイベントになったものの、気疲れは予想以上だったようです。
(葉月智世)
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