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アジア大会「カバディ」現地観戦と代表選手に取材したアナ、沼る

アジア大会「カバディ」現地観戦と代表選手に取材したアナ、沼る

盛り上がりを見せている愛知・名古屋アジア大会。CBC西村俊仁アナウンサーは気になっていたカバディを現地観戦し、日本代表選手にも取材をしました。少しルールを知っている程度の西村でしたが、カバディの魅力に引き込まれたようです。9月29日の『CBCラジオ #プラス!』で紹介しました。聞き手は石坂美咲です。

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実況・解説を現地でも聞ける

西村が足を運んだのは東海市民体育館。カバディ競技は9月21日から26日までの日程で行なわれ、すでに全日程を終えています。
西村はこれまで、カバディの動画を見たり、ルールを少し調べたりした程度だったといいます。

そんな状態で会場を訪れたところ、まず驚いたのが観客の多さでした。試合開始1時間前の開場時間には、体育館の周囲をぐるりと観客が囲むほどの行列ができていたそうです。
会場内に入ると、試合が始まる前から「日本コール」が起こるなど、熱気に包まれていました。

西村「地元の方、そしてカバディスト、カバディをやってる皆さんも含めて、『これ熱いぞ』という、そんな空間でした」

カバディになじみのない観客にも楽しんでもらえるよう、会場では実況と解説も流されていました。しかも実況・解説を担当していたのは、実際にカバディをプレーしている現役選手たちです。西村は、生の声を聞きながら観戦できたことも面白かったと話しました。

観戦してわかったこと

カバディといえば、「カバディ、カバディ……」と言いながら相手陣に入っていくイメージがあります。しかし、実際に観戦した西村には、意外な発見がありました。

西村「ほんとに『カバディカバディ』と言っているのか。あのね、言ってるようには聞こえないです」

観客席が2階にあることに加え、実況や解説、音楽なども流れているため、声が聞き取りにくかったといいます。そこで選手に確認すると、観客が想像するような大声で「カバディ」を連呼する必要はなく、審判に聞こえていればよく、攻撃する選手が発声していればいいとのことでした。

カバディは7人対7人で行ない、攻撃側の1人、いわゆるレイダーが相手陣に入ります。相手にタッチしたり、ボーナスゾーンに触れたりしたうえで自陣に戻れば得点になります。一方、守備側はレイダーを自陣に戻さないように止めます。

西村「『ドッジボールと鬼ごっこのちょうど間だよ』とか『混ぜたものだよ』っていう風に言われるんですけど、実際見てると、ラグビーとかアメフトです(笑)」

タッチして戻ろうとする選手に対し、守備側が一斉に止めにいくため、かなり激しい攻防になります。選手から聞いた話では、鎖骨のけがなど、ラグビー選手に多いようなけがもあるそうで、見た目以上に激しい競技です。
その一方で、わずかな距離をめぐる繊細な駆け引きもあります。

西村「自陣に1センチでも触れていれば成功。その1センチをめぐるという攻防。格闘技なのに繊細な部分、両極端の部分が楽しめる」

代表選手に取材

西村が観戦したのは、日本とバングラデシュの試合でした。日本は古豪のバングラデシュを16年ぶりに破り、会場は大きな盛り上がりを見せました。
試合後、ミックスゾーンに戻ってきた日本の選手たちは、涙を浮かべながら喜びを分かち合っていたといいます。

西村はその中で、25歳で初代表となった鈴木祥矢選手に話を聞きました。
カバディには体重制限もあるため、単純に体が大きければ有利というわけではありません。激しいぶつかり合いだけでなく、素早く動くための柔軟性や繊細な身のこなしも求められます。

実際、鈴木祥矢選手は高校時代に体操をしていたそうです。カバディには、ラグビーや体操、バスケットボール、陸上競技など、さまざまな競技から転向してきた選手がいるといいます。

また、男子で日本選手権を目指すレベルの選手登録が約300人、女子が約200人ほどという現状にも触れ、西村は「日本代表に向けての門は広い」と紹介しました。

きっかけは「灼熱カバディ」

鈴木祥矢選手が体操からカバディへ転向したきっかけは、漫画だったそうです。先輩に勧められて読んだ「灼熱カバディ」を通じて競技を知り、面白いと思ったことから練習体験会に参加。それがカバディとの出会いになりました。

「灼熱カバディ」はカバディを題材にした作品で、競技のルールや魅力にも触れています。実際にアニメ化もされており、カバディを知る入り口のひとつになっています。

西村「カバディにどこかで出会った皆さんは、ちょっとその練習見学会、そういうところも触れてみてもいいかもしれません」

石坂「人生変わるかもしれないね」

また西村はカバディに限らず、アジア大会には普段なかなか見る機会のない競技が数多くあると話しました。

西村「知らないから見に行かないじゃなくて、知らなくてもいいからちょっと触れてみるっていう感じで、残り数日楽しむといいかもしれません」

まずはルールを完璧に知らなくても、会場の熱気や選手たちの迫力を感じてみる。そんなところから、新しいスポーツとの出会いが始まるのかもしれません。
(ランチョンマット先輩)
 

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