「国旗掲揚」の裏にある知られざるドタバタ劇。
名古屋市を中心に開催されている第20回アジア競技大会。表彰式では、国歌が流れ、国旗が掲揚されます。9月28日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、国家や国旗にまつわるエピソードを、つボイノリオと小高直子アナウンサーが消化します。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くカタールの国歌
名古屋市周辺ではアジア大会に関連したイベントが連日開催されています。
「土曜日、栄テレビ塔下のファンゾーンでカタールの国歌を歌うイベントに参加しました。MCの方々も『難易度が高い』というほど難しかったんですが、歌詞カードを見ながら一生懸命練習し、最後はメダルセレブレーションの舞台に上がって、みんなと雨の中頑張って歌いました。
カタールの選手が出るとつい歌ってしまいます。カタールは次のアジア大会開催地なんです」(Aさん)
つボイ「みなさん、日本以外の国歌を歌えるか、ということや。しかもカタール」
カタールの選手がこれを聞いたらきっと感動したでしょうね。
国旗掲揚はタイヘン
大会期間中はいろいろなハプニングが起こるものです。
「19日、中日新聞朝刊に『アジア大会のホッケー男子の試合で、韓国の国歌を流すところで北朝鮮の国歌を流す』という記事が載っていました。これを読んで、約30年前の記憶がよみがえりました。
場所は当時下山村(豊田市に合併された下山地区)で、アジア地区の選手が参加するマウンテンバイクの大会がありました。
私はその大会に応援のスタッフとして関わり、リーダーから、『あれやって』と言われれば、『はい』、次に『これ』と言われれば『はい』とフットワークよく手伝っておりました。
しかし、リーダーの命令の中ですぐに『はい』と答えられない指示がありました。それは『あなたたち3人は1位から3位までに入った選手の表彰式の国旗掲揚をやってちょうだい』というものでした。
指名された3人の頭の中は国旗と言われても、どこの国がどんな国旗かわからない…。リーダーはわれわれの不安を見透かしたように、『大丈夫、私があなたたちに国旗を渡すから部門別に表彰式を迅速にやるんで、あなたたちもちょちょっとやってよ』と言いました」(Bさん)
「ちょちょっとやって」と言われたのに、これからたくさんの困難が待ち受けているとは…。
国歌がわからない
国旗が何かはわかりそうです。が、Bさんたちの困難は続きます。
「これなら安心、としたところでまた一難。われわれ3人は1位に入った選手の国の国歌を知らない。厳密にいうと国歌の長さがわからない。わからないから、曲にあわせて均等なスピードで国旗を揚げることができない。
3人で目くばせしながらしばらくは超遅く、『でんでんむし』の速さで揚げて、たぶんこれで終わりかなというあたりで、超高速で各国の国旗を揚げておりました」(Bさん)
小高「ちょっと盛り上がってきたら、このあたりで終わるかな~、と」
「当たり前ですが、表彰式は成績が確定していないので、事前に予行練習もできないのです。今回ももしかしたら、そんな舞台裏があるかもしれません。それを想像しながら表彰式をご覧くださいね」(Bさん)
確かに、国旗掲揚の裏にはそんな苦労があるかもしれません。急に速くなったり、時間が余ったりするときは、裏で青くなっている人がいるのかも。
自動巻き上げ機
つボイ「私はここで提案します。これだけITが進んでいますので、曲の長さはあらかじめわかります。長さと距離で速度を計算して、自動巻き上げ機でずーっと揚げていく。均等の速さで揚げる装置は作ろうと思えば作れるぞ」
小高「お金がかかる(笑)」
つボイ「お金はもうオーバーしとるぞ。この際もっと使ったれ(笑)」
小高が見たアジア大会の愛知国際アリーナの会場は、国旗を揚げるのではなくて、客席に一段横並びにした国旗にスポットライトを当てていたそうです。
小高「上手なことを考えるなと思いました。あまりお金かからないし」。
いろんなところにいろんな人の苦労があるものです。
(みず)
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