茨城県水戸市が「納豆日本一奪還プロジェクト」発足
納豆の本場として知られる茨城県ですが、実は消費量などの部門で日本一に輝いているのは他の県。そこで、茨城県では納豆に関する日本一の座を取り戻すために納豆日本一奪還プロジェクトというものを始動しました。9月25日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、茨城県が始めた「納豆日本一奪還プロジェクト」について、茨城県技術革新課地域産業振興室の古沢さんに、話をうかがいました。聞き手は天野なな実と竹地祐治アナウンサーです。
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水戸市のデータでは、納豆の消費量1位は福岡県福島市。
今回のプロジェクトでは、総務省の家計調査における納豆の支出金額で首位を取り戻すことを目標の一つに掲げています。
さらに、納豆の品質を競う大会でも茨城県の事業者が最優秀賞を逃していることから、消費金額の拡大と品質向上の両面から、県産品としての価値を高め、茨城県の魅力を発信していく狙いがあります。
プロジェクトを立ち上げた背景には、納豆業界を取り巻く厳しい環境が。原材料費や容器包装資材の高騰などが続くなか、納豆を単に売るだけではなく、大豆の生産から販売、消費、さらに健康づくりまでを一体的に支援し、業界の活性化につなげる必要があると考えたことがきっかけだということです。
3本柱のプロジェクト
古沢さん「プロジェクトでは3つの柱で構成されてまして。『品質で日本一』『消費量で日本一』『健康長寿で日本一』の3つです」
まず「品質で日本一」では、納豆の品評会での最優秀賞奪還を目指し、「納豆日本一研究会」を設立。技術支援や新製品の開発支援、県産大豆の品質向上などに取り組んでいます。
「消費量で日本一」では、平日に納豆を1パック以上食べることを呼びかけるほか、「朝だけではなく昼も夜も納豆料理を」というコンセプトで、レシピコンテストや飲食店での納豆料理の提供拡大などを予定しています。
そして「健康長寿で日本一」では、納豆の健康効果に着目。これまで茨城県が進めてきた、1日に野菜350グラムを食べる「いばベジスタイル」に、平日納豆1パックを加えた「いばベジ+納豆スタイル」を展開し、新たな健康習慣として県民に広めていく考えです。
天野「古沢さんも毎日納豆を?」
古沢さん「昨日の夜も食べて今日も食べました。1日2パックの日もあります」
品評会で評価される点
納豆は見た目や香り、味、食感などが評価され、見た目の審査では大豆の表面に納豆菌がどのようについているか、糸引きの状態などもポイントになるそうです。
天野「糸を引いてる方がいいんですか」
古沢さん「そうですね、すごい伸びる方がいいと言われています」
今年の大会は11月に名古屋市で開催される予定で、茨城県では大会に向けて研究会で準備を進めています。過去に入賞した製品を試食したり、意見交換会を開いたりしながら、日本一の奪還を目指しているとのこと。
水戸市の納豆の強みとは
最後に天野は、「水戸市の納豆の強み」を聞きました。
茨城県の納豆には、全国でも大手のタカノフーズをはじめ、水戸市内の納豆事業者、伝統的な藁納豆を手がける企業、ドライ納豆などの加工品に力を入れる企業など、さまざまな事業者が存在します。
古沢さん「量販店向けから高級志向まで、各社経営方針とか、製品のラインナップが異なる点が非常に多彩である点が強みだなと考えております」
納豆の消費量、品質、そして健康長寿。3つの側面から「納豆日本一」の奪還を目指す茨城県。11月の品評会での結果も含め、今後どのように納豆の魅力を発信していくのか注目されます。
(ランチョンマット先輩)
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