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自作の問題は正解してもらいたい?当てられない?クイズ作家に聞いてみた

自作の問題は正解してもらいたい?当てられない?クイズ作家に聞いてみた

9月22日放送の『CBCラジオ #プラス!』に三重県出身のクイズ作家・近藤仁美さんがゲスト出演しました。近藤さんは『高校生クイズ』(日本テレビ系)などの問題作成や監修を担当し、国際クイズ連盟日本支部長に就任。2023年には世界的な賞である「Trivia Hall of Fame(トリビアの殿堂)」に殿堂入りを果たしました。番組では、近藤さんが西村俊二アナウンサーと石坂美咲に問題を出題。クイズ作家としての仕事についても話を聞きました。

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第一問はフィットネスの日にちなんで

放送では近藤さんから2問出題されました。
果たして西村と石坂は正解することができるのでしょうか?ぜひ皆さんもチャレンジしてください。

第1問「スポーツとフィットネスの違いは何でしょう?」 

西村は早くも「これはわかった、これはわかった!もうね、もう絶対これ自信ある」と自信満々。一方で石坂は考え続けています。
西村はその間、自由回答ならではの難しさについて話しました。

西村「パンってひらめけばというか、そのワードがパンと浮かぶと『間違いなく絶対そうだよ』と思えるんですけど、このワードが浮かばないと、どこまでもずっと空を浮遊してる感じ」

近藤さん「なかなか自由回答だと範囲が絞られないのでね、そこが難しいところですね」

その後も悩み続ける石坂が、自信なさ気に回答をしてみます。

石坂「……体型管理とか?うーん、ふわふわしております」

これぞといった回答が思い浮かばない石坂。そこで西村が答えました。

西村「勝ち負けがある!」

見事、正解を勝ちとった西村。

近藤さんによると、スポーツは勝ち負けやルールがある一方、フィットネスは健康の維持や向上を目指すものです。また、フィットネスという言葉自体は以前から存在していましたが、1960年代ごろからアメリカで健康に目を向ける運動が広がり、宇宙飛行士のトレーニング用にエアロビクスが開発されたことなどを背景に、次第に定着していったといいます。

第2問は市章

続く第2問は、愛知県瀬戸市に関する問題です。

第2問「瀬戸市の市章は壺の形にデザインされており、その中には瀬戸市らしい漢字1文字が入っています。その漢字とは一体なんでしょう?」

瀬戸市を愛する石坂はアピール。

石坂「先週瀬戸市のお祭り行ってきましたよ。瀬戸市大好き」

西村「言えば言うほど、あなた、自分を追い込んでいる」

好きをアピールするほど間違えられないプレッシャーが高まることを指摘した西村。そんな2人はそれぞれの予想回答を発表し、意見し合います。

石坂「『土』。だって焼き物は土で作られているから」

西村「僕はシンプルに『焼』だと思う」

石坂「『焼』だと漢字の画数多いじゃない。見たらほんのり『土』って書いてあるみたいなのが、ちょっとマークっぽいなって」

2人は“焼き物の街“という瀬戸市の特徴から回答を予想しました。果たして答えは?

近藤さん「正解は『土』でした。焼き物の原点である土がデザインされています」

昭和5年にデザインの一般公募が行われ、瀬戸市出身の陶芸家・長江明治さんの案に決まったとのこと。壺の中に「土」が入る特徴的なデザインについて、近藤さんは「一度見ると忘れられないデザインです」と話しました。

当てられると嬉しい?悔しい?

2問とも終えたところで、西村は気になったことを近藤さんにうかがいました。

西村「クイズ作家として、問題って当ててもらった方が嬉しいですか?それともなかなか当たらない方が嬉しいですか?」

これに対し近藤さんは、クイズ作家としては「当ててもらう方が嬉しい」と回答。問題を出して答えてもらうことをキャッチボールにたとえ、投げたボール(問題)を返す(答える)というやりとりが嬉しいようです。

近藤さん「答えてもらって、『わーい』ってなってくれてる表情見るのが私好きなので」

一方で、答えられず悔しがることも、次につながるのであれば意味があると話しました。

西村「野球で言うと、バッティングピッチャーですね。打たれてなんぼっていう、そういう世界ですもんね」 

1年目と18年目の違い

クイズ作りでは、問題の難易度を適切に設定することが重要です。近藤さんも「難易度調整にはとっても経験が必要になりますね」と話しました。

近藤さんのクイズ作家としてのキャリアは今年で18年目。「1年目と18年目では、作る問題にも変化がある」といいます。
駆け出しのころは自分が出したい問題を出しがちだったものの、経験を重ねるにつれて、「今の場面だったらこっちだな」「この時入るのはこっちだな」と、その場に合わせて問題を選べるようになったそうです。

クイズをただ作るだけではなく、誰に、どの場面で、どの難易度の問題を届けるのか。18年のキャリアを重ねた近藤さんの言葉からは、クイズ作家という仕事における経験の積み重ねの大きさを感じさせます。

クイズに挑戦するのはもちろん、身近な出来事や地元の情報を題材に、自分ならどんなクイズを作るか、考えてみるのも楽しいかもしれません。
(ランチョンマット先輩)

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