平均年齢73.5歳のアイドル、活動は人生相談から値切り代行まで幅広く
シルバーウィークの折り返しとなった9月21日は敬老の日。この日の『CBCラジオ #プラス!』では、社会に尽くしてきた高齢者を敬愛し、長寿を祝うこの日に、輝くシニアとして大阪発のアイドルグループ「オバチャーン」に注目しました。平均年齢73.5歳の超高齢アイドルグループのメンバー、「オバチャーンレッド」こと舟井栄子さんが出演。グループの活動や元気の秘訣、今後の目標について話を伺いました。聞き手は光山雄一朗アナウンサーと三浦優奈です。(画像はベスト盤『オバザベスト~そして伝説へ…~』ジャケット)
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「オバチャーン」は2011年に大阪の若いクリエイターたちによって結成されたグループです。「大阪のおばちゃんの面白さを伝える」ことを目指して名付けられました。
現在は13人のメンバーで活動しており、平均年齢は73.5歳で最高齢メンバーは83歳だそうです。
ヒップホップに合わせて歌って踊るほか、コントや漫才、人生相談、値切り代行まで、面白いことなら幅広く取り組んでいます。
コンセプトは「絡んでくるアイドル」。大阪らしいヒョウ柄の衣装を、舟井さんは「戦闘服」と表現します。
舟井さん「ヒョウ柄を着ましたら、やっぱりね、気持ちがね、強くなるんです」
グループのパワフルな活動を象徴しているようです。
活動は幅広く
オバチャーンには、さまざまな人生相談も寄せられます。
舟井さんによると、犬や猫を飼っていることで近所から苦情が来た場合にどう対処すればいいか、などの身近な悩みを相談されることもあるそうです。
また、昨年5月にはベストアルバムをリリース。その後、メンバーの中でダンスを指導していたメンバーが卒業したこともあり、現在はオーディションに向けて新メンバーを募集中。
三浦「応募条件とかあったりするんですか?」
舟井さん「もうなんでも、面白いことできたらもうそれで」
年齢などを問うというよりも、「一緒に面白いことをしたい」という気持ちが重視されているようです。
ライブでお客さんと元気に
オバチャーンの魅力について舟井さんは「ライブ後のお客さんからもらう言葉が大きい」と語ります。
「よかったね」「元気もろたわ」「私も頑張るわ」と言ってもらうことで、今度はメンバー自身が元気をもらうといいます。
アイドルともなれば歌やダンスは必須。70代ともなると覚えること自体が大変になります。それでも挑戦し、ステージに立ち続けることに、舟井さんは「素晴らしいこと」と感じていると話します。
ライブは1日3公演行うこともあり、事前のリハーサルを含めると同じ内容を4回こなすことになります。ちなみに1公演は30~40分間ほどとのこと。
歌とダンスだけではなく、曲の合間にメンバーが面白い話をしたり、その日の出来事を話したりするトークも見どころです。
舟井さん「トークが面白いんで来られるお客さんもおられるんですよ」
客層も幅広く、高齢者から若者まで、さらに外国人のファンも訪れるといいます。
楽曲「OVERPOWER(オバーパワー)」のMVでは、「アバンギャルディ」をプロデュースする振付師のakaneさんが振り付けを担当。難しい振り付けにメンバーも苦戦したそうです。
元気の秘訣は
歌って踊り続ける舟井さんに、番組では元気の秘訣も尋ねました。
舟井さん「いつもよう寝て、よう食べて、よう喋って、よう笑う、と言うことなんですよね」
2ヶ月に一度、血圧の薬をもらうために病院へ行っているそうですが、そこで医師からも元気の秘訣を聞かれるといいます。
食欲について聞かれた際には、「食欲は、おかずによります」と答えるなど、ここでも大阪のおばちゃんらしいユーモアを披露しました。
さらに医師から「どこか悪いところや、ちょっとした心配事はありませんか?」と聞かれると、舟井さんは「いや先生、私、頭と顔とね、根性悪いんですけど、薬ありますか」とこちらもユーモアで返すそうです。
そんな舟井さんが語った今後の目標は、かつて夢見ていたNHK紅白歌合戦への出演。ただ、「紅白はね、諦めました」と笑いながらも、「呼んでもらえたら、どこへでも、どんなトークでもね、行かしてもらいたい」と意欲を見せました。
何歳になっても歌い、踊り、笑い、そして人を元気にする。オバチャーンの活動は、年齢を重ねることを楽しみながら、新しいことに挑戦し続ける姿を伝えてくれるものでした。
これからも大阪のおばちゃんパワーで、多くの人に笑顔と元気を届けてくれそうです。
(ランチョンマット先輩)
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