“おかげ様“を体験!おかげ横丁の施設「オカゲ屋敷」
伊勢市のおかげ横丁に7月3日、お伊勢参りをテーマにした体験型ミュージアム施設「オカゲ屋敷」がオープンしました。8月19日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、レポートドライバーの南波星那が施設の魅力や、こどもから外国人まで楽しめるさまざまな体験コンテンツを紹介しました。聞き手は永岡歩アナウンサーです。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴くおかげ様の精神を体験する施設
「オカゲ屋敷」は伊勢神宮内宮の近く、おかげ横丁の中にある体験型の施設です。
テーマとなっているのは感謝の気持ちを伝えるための参拝「おかげ参り」です。 南波によると、おかげ参りは、病気や災いから助かったことや、家族が無事に過ごせていること、豊作や商売繁盛など、神様や周囲の人から授かった恵みに対して感謝を込めて参拝するものだといいます。
永岡「おかげ様やな」
南波「ちなみに『おかげ』は仏教用語みたいなんです」
この「おかげ様」という感謝の気持ちを目に見える形、体験できる形にしたのが「オカゲ屋敷」です。
館内にはさまざまな遊びや体験ができるスペースがあり、オンラインでチケットを購入することもできます。
おかげ犬を体験
南波が特に面白いと紹介したのが、「おかげ犬のお伊勢参り」というゲームです。
江戸時代には、病気や足が悪いなどの事情で伊勢神宮へ参拝できない人に代わり、犬がお伊勢参りをしたとされる「おかげ犬」が存在したといいます。犬の首にしめ縄を付け、旅費などを持たせ、「この犬はお伊勢参りをしています。助けてあげてください」といった趣旨のものを託したそうです。
永岡「誰かが連れて行くんじゃなくて犬だけで行くの?すげー」
ゲームでは、おかげ犬が無事に伊勢神宮へたどり着けるよう、道案内をしたり、食事や宿を提供したり、お金を渡したりします。当時の人々が犬を助けながら、その思いを伊勢へ届けようとした様子をゲームを通して体験できます。
館内にはデジタルパネルが設置されており、右や左のボタンを押して犬を誘導します。行き止まりを避けながら進んだり、川を渡るためにタイミングを合わせて船に乗せたりと、ゲーム感覚で旅を楽しめるとのこと。
さらに、旅の途中で増えていく小銭を両替するゲームもあり、遊びながら当時のお金について学べる仕掛けもあります。
南波「小銭が溜まってくので、ワンちゃんも重たいから、『じゃあ100円5枚あるから500円玉にしてあげるよ』みたいな」
さまざまな人の「おかげ」によって犬がお伊勢参りを続けられることが分かる内容です。
こどもや外国人も楽しめる
「オカゲ屋敷」には、ほかにも「オカゲかげ遊び」と呼ばれる体験があります。 そのひとつが、手でウサギの形を作って影を映す遊びです。ライトに手の影を映すと、その影が変化し、やがてウサギのイラストが現れます。
南波「うさぎは豊作には関わってるんだよ、自然な生き物たちも関わってるんだよ、そのおかげさまでもあるんだよ、みたいなのが、イラストで見てたらわかる」
遊びながら、自然や生き物も含めた「おかげ」の文化を知ることができます。
特にこどもが楽しく学べる施設ですが、外国人観光客にもおすすめだと南波は話しました。
南波「外国の方とかにも日本古来の“おかげ様”っていう文化を学ぶことができる」
永岡「英語でも表示されてたりするわけ?」
南波「言葉がいらない感じですね」
言葉が分からなくても楽しめるよう、体を使ったゲームや視覚的な仕掛けが取り入れられているのも特徴です。
伊勢神宮へのお参りや、おかげ横丁での食べ歩きと組み合わせて楽しめる「オカゲ屋敷」。暑い時期でも館内で涼みながら、伊勢参りの歴史や「おかげさま」の文化を体験できるのも魅力です。
伊勢を訪れる際は、食べ歩きだけでなく、遊びながら伊勢の文化を知ることができる「オカゲ屋敷」にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
(ランチョンマット先輩)
番組紹介
読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。



